Webビジネス2005年9月26日 10:00
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Symantec と Microsoft、相次いでデータ保護ソフトを正式発表

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20050926/11.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
SymantecMicrosoft は今月末、データ複製/保存ソフトウェア新製品を相次いで正式リリースする。『Windows Server』上のファイルの複製と保存を、市場に出ている他社製ソフトウェアよりも頻繁に行なうのが特徴だ。

これら新製品のリリースは、成長中のニッチ市場である常時データ保護 (CDP) 分野への両社の本格参入を意味する。CDP は、更新データを即座に保護できることから、企業を悩ませていたバックアップ間隔問題の解決策となる。特定時点でデータのスナップショットを作成でき、複数時点におけるファイルの保護や復旧が可能だ。

Symantec は26日、ニューヨーク市で行なわれるイベントで、データバックアップ ソフトウェア『Backup Exec 10D』を正式発表する。Backup Exec 10D は、ストレージ管理ソフトウェア大手 VERITAS Software を買収 (7月に手続き完了) して獲得した製品だ。VERITAS が5月に『Panther』(開発コードネーム) としてベータ版をリリースしていたものの正式版にあたる。

Backup Exec 10D の詳細について、Symantec は26日のイベントまで明らかにしない姿勢を取っている。しかし、同社の Panther 紹介サイトには、「業界初かつ唯一、Web ベースのエンドユーザー ファイル復旧機能を提供する、真の CDP ソリューション」とある。

同サイトには、次のような説明もある。「ファイルが更新されるたび、その変更部分を記録して保護する。データを保護するだけでなく、同じファイルを複数の時点で保存するため、(それら時点に戻った) 復旧および検索が可能だ。Backup Exec『Panther』ベータ版は、ファイル全体ではなく、変更部分を細かい単位 (ブロックレベル) で記録する」

一方 Microsoft は、独自の高頻度バックアップ新製品『Microsoft System Center Data Protection Manager』(DPM) を、ニューヨークで開催されるイベント『Storage Decisions』(9月28日-30日) で正式発表する予定だ。なお同社は、DPM を CDP ソリューションと呼んでいない。

Microsoft は、今年4月に DPM のベータ版をリリースし、以来ずっと CDP 市場への本格参入かと話題を集めてきた。DPM は、ディスクベースのバックアップと復旧を最適化するサーバー ソフトウェア アプリケーションで、『Windows Server』上で稼働する。ディスクにデータをバックアップしておくと、ユーザーのエラーあるいはソフトウェアやハードウェアの障害によって失われたデータを最速で復旧できるのが特徴だ。

DPM については、CDP 用ソフトウェアだと仄 (ほの) めかす声があった。しかし、Microsoft の DPM グループ製品マネージャ Ben Matheson 氏によると、DMP は、スナップショットからの復旧しかできないため、(CDP というよりも) ハイブリッド型のディスクバックアップに近い製品だという。

Pund-IT Research の主席アナリスト Charles King 氏は、Symantec と Microsoft の新製品が真の CDP か単なる自動スナップショット アプリケーションに過ぎないかの判断を、正式リリース後まで控えると述べている。

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