Webビジネス 2005年9月28日 14:00

Microsoft、オープンソースの JBoss と技術協力

著者: Susan Kuchinskas  オリジナル版を読む
2005年9月28日 14:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Microsoft (NASDAQ:MSFT) と JBoss は27日、お互いの製品間の相互運用性強化を目指して技術協力契約を結んだと発表した。Microsoft がオープンソース製品との相互運用性に正式に取り組むのは、これが初めてだ。

同契約のもと、両社は、『JBoss Enterprise Middleware System』(JEMS) と『Microsoft Windows Server』製品群との相互運用性を高める方法を「探る」とともに、JEMS による Windows Server OS のサポートを強化する。

JEMS は、JBoss が開発したオープンソースのエンタープライズ向けミドルウェアプラットフォームだ。個別のオープンソースプロジェクト、『JBoss Application Server』『Apache Tomcat』『Hibernate』『JBoss Portal』『JBoss jBPM』『JBoss Cache』『JBoss Eclipse IDE』から成る。

今回の JBoss との協力について、Microsoft のプラットフォーム技術戦略ディレクタ Bill Hilf 氏は、同社が独立系ソフトウェア開発会社 (ISV) と行なってきたものと似ているが、オープンソースソフトウェア会社と組むのは初めてだと語った。同氏は、共同プレスリリースの中で次のように述べている。「JBoss は著しく伸びつつあり、Java 分野の統合推進の大きな力でもある。したがって、同社と協力して (JEMS と) Windows Server プラットフォームとの相互運用性強化や最適化を進めることは、理にかなったことだ」

一方、JBoss のプロダクト管理担当副社長 Shaun Connolly 氏は同じプレスリリースの中で、次のように述べた。「Microsoft と提携したのは、顧客の要望に応えるために全力を傾注するという、以前からのわが社の姿勢を体現したものだ。わが社の顧客の半数近くが Microsoft Windows Server 上で JEMS を運用している。したがって、Windows Server および JEMS 両製品のユーザーに最良の体験を提供することは、わが社にとって意義がある」

多くの JEMS ユーザーが Microsoft Windows Server 上で運用している事実は、両者の統合を高めることによって、よりスムーズな運用および、より多くの機能提供を実現できる可能性につながる。

Microsoft と JBoss の協力で中心となるのは、『Microsoft Active Directory』を用いた統合サインオンおよび連携型認証、Microsoft が提唱する Web サービスアーキテクチャを用いた相互運用性、『Microsoft Operations Manager』(MOM) 用の JEMS 管理パック開発、などの実現に向けた取り組みだ。

両社はまた、JBoss のオブジェクト/リレーショナル マッピング技術 Hibernate や、EJB 3.0 のユーザー向けに、『SQL Server』のパフォーマンス最適化にも取り組むという。

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