Skype、VoIP ソフトウェアの新版提供開始VoIP サービス会社の Skype Technologies を eBay が買収すると決まったのは、つい2週間ほど前の話で、Skype の経営陣らはさぞかし交渉の取りまとめに奔走していたことだろう。しかし多忙という点では、同社の開発陣も引けを取らず、VoIP ソフトウェアの新版開発に励んでいた。
Skype は29日、VoIP ソフトウェアの新版『Skype for Windows 1.4』の正式提供開始を発表した。新版は音質が向上したほか、ユーザーの通話体験向上と、自社の売上増を狙った複数の新機能を追加したという。 新版の Skype 1.4 は、開発コード名『Aviator』の名で8月よりベータテストを行なっていた。正式版となった Skype 1.4 は、すでに同社の Web サイトからダウンロードできる。現在 VoIP は業界の主流になりつつあり、そして Skype のような新興企業ばかりか、通信事業者やケーブルサービス会社、大手インターネット企業などが、こぞって各自の VoIP 戦略を押し進めている。 Skype のマーケティング担当副社長 Saul Klein 氏は新版について、「愛用者と新規ユーザーの双方に満足してもらえる内容になっている」と語った。 新版では、新たに通話転送機能が加わり、Skype ソフトウェアの利用範囲を広げることが可能になった。異なる Skype Name (Skype における ID) に対する着信転送は無料で行なえるほか、低価格で最大3件の固定電話番号および携帯電話番号に着信を転送できるため、パソコンを使えない状況でも応対が可能だ。 さらに Skype は、オンライン グリーティングカード会社の American Greetings や、コンテンツサービスプラットフォーム会社の Qpass、さらに人形用アパレルメーカーの Wee World Wonders と提携し、新版にカスタマイズ ツールを組み込んだ。利用者はオリジナルの画像やサウンド、あるいは着信音をダウンロードして利用できる。Skype は、こうした要素を有料で提供する。価格は最も安いもので1.20ドルだ。 また同社は、Web サイト上で、新たに設定支援機能の提供を始めた。同支援機能を利用すれば、わずか3分でセットアップが完了するという。 ほかにも Skype 1.4 は、Microsoft の人気デスクトップ アプリケーションとの互換性を、これまで以上に強化している。 新版では、連絡先リストに Microsoft の『Outlook』から直接個人情報を取り込むことが可能だ。また、『Internet Explorer』や Outlook に Skype Name や電話番号を登録しておけば、ユーザーインターフェースに統合した Skype ツールバーにより、両アプリケーションからワンクリックで電話をかけることができる。もちろん、固定電話や携帯電話にかける場合は、公衆交換網接続オプションの『Skype Out』が必要になる。 関連記事 最新トップニュース
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