Yahoo!、オンライン図書館で Google に対抗大手企業、非営利団体、大学などが参加するコンソーシアム Open Content Alliance (OCA) が発足した。OCA は多数の書籍や論文をデジタル化し、ほぼ世界中どこからでも利用できるよう Web 上で公開することを目指す。
OCA を支援する Yahoo! (NASDAQ:YHOO) は、コンソーシアムの活動の1つとして、著作権保護下にある書籍を集めたオンライン図書館の構築を挙げ、これをバックアップしていくと述べた。Yahoo! のライバル Google (NASDAQ:GOOG) が最近、膨大な数の書籍をデジタル化する試みを展開しているが、Yahoo! は OCA を通じてこれに対抗する構えだ。 Google のオンライン図書館プロジェクトは、著作権法をめぐって数々の問題に直面しているが、Yahoo! はこうした法的トラブルを回避するため、著作権保護下にある書籍のデジタル化に関しては、出版者の同意を得るオプトインポリシーを適用すると述べている。 OCA は書籍や学術論文のほかにも、動画や音声コンテンツのデジタル版を提供する計画だが、いずれも著作権保有者の許可を得たものに限る方針だ。さらに、著作権保有者の同意を得た場合に限り、非営利団体 Creative Commons のライセンスのもとで、それらコンテンツを頒布する可能性もある。 OCA によれば、OCA サイトの検索エンジンは Yahoo! が提供し、またすべての OCA コンテンツは『Yahoo! Search』でも検索可能になるという。 非営利出版業者の業界団体、Association of Learned and Professional Society Publishers (ALPSP) の CEO、Sally Morris 氏は声明で次のように述べた。「出版者や著作権者の権利を尊重する OCA の発足を歓迎する。出版者の多くは、すでに書籍や定期刊行物の内容の一部を無料でオンラインに掲載しているが、著作権者が自身の著作物のどれをいつ、どこで公開するか管理できる OCA のモデルにより、今後公開に踏み切る出版者が増える可能性がある」 OCA コンソーシアムのメンバーには、Adobe、Hewlett-Packard (HP)、非営利団体 Internet Archive、O’Reilly Media、カリフォルニア大学、トロント大学などが名を連ねる。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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