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2005年11月2日 13:00

Oracle、データベース製品の無料版提供へ

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
データベース大手 Oracle (NASDAQ:ORCL) は10月31日、主力データベース製品の無料版『Oracle Database 10g Express Edition』(Oracle Database XE) を発表した。人気が高まりつつあるオープンソース陣営、とりわけ MySQL のデータベース製品に対抗する狙いだ。

すでに Oracle は、XE のベータ版配布を開始している。同社によると、XE を作成した目的は、ソフトウェア開発者やデータベース管理者、あるいは学生などに、Oracle 製品によるアプリケーション運用を体感してもらうためという。

XE は、有料版の『Oracle Database 10g Release 2』のコードを基に構築したもので、同データベース製品の、「Standard Edition One」「Standard Edition」「Enterprise Edition」といった各版と完全な互換性を持つ。

つまりユーザーは、多大なリソース (特に金銭面) を用意しなくとも、実際の運用に着手できるということだ。実際に使用して満足し、さらに大きな規模の運用が必要になった場合は、アプリケーションを変更せずに、Oracle Database 10g の別版にアップグレードできる。

XE は、有料版の Oracle Database 10g と同じく『SQL』『PL/SQL』インターフェースを備え、『Java』『.NET』『PHP』にも対応する。加えて、Web アプリケーション開発に活用できる『HTML DB』機能も備えている。

XE は現在、Linux および Windows 用の32ビット x86 版があり、対応するあらゆるハードウェアプラットフォームにインストールできる。

ただし XE には、CPU は1基 (デュアルコア可) まで、メモリ使用量は最大1GB、1システムにつきインスタンスは1つ、格納できるユーザーデータは最大4GB といった制限が付く。

Oracle は、サードパーティの製品プロバイダが、XE を配布したり自社製品に組み込むことも、XE の制限に従う限り可能と述べている。たとえば Novell や Red Hat は、複数のチャンネルでユーザーに対し XE を提供する予定だ。

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