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ボットネット容疑者を起訴、最長50年の刑に米連邦捜査当局は、数十万台ものコンピュータを乗っ取って、サービス不能化 (DoS) 攻撃を仕掛けたり、スパムメールを大量送信する大規模ゾンビ (zombie) ネットワークを構築したとして、カリフォルニア州在住の男を逮捕、起訴した。ゾンビネットワークとは、悪意あるプログラムで制御を乗っ取られ、攻撃や大量のスパムメール送信に「踏み台」として悪用されるコンピュータのネットワークのことで、「ボットネット」(botnet) とも呼ばれる。
特別捜査官は、カリフォルニア州に住む Jeanson James Ancheta 容疑者 (20) を、ボットネットを使って不当利益を得た疑いで逮捕した。 カリフォルニア州中部地区連邦検事の広報担当者 Thom Mrozek 氏によると、Ancheta 容疑者の容疑は、悪質なコンピュータコードの作成、同コードの配布、悪意あるプログラムに感染したコンピュータ約40万台へのアクセス権の販売など、17件に及ぶという。 なお、同容疑者については、ボットネットを使い、感染コンピュータに違法にアドウェアをインストールして6万ドルの不当収入を得た容疑もある。連邦検事事務所は、同容疑者が「ボットマスター地下組織」の一員だとの情報もあると述べている。 起訴状は、ロサンゼルス地方裁判所に提出された。それが挙げる容疑には、保護処置を講じたコンピュータに損害を与えようとした容疑、連邦政府が国防用に使用中のコンピュータに損害を与えた容疑、保護されたコンピュータに許可なくアクセスして詐欺を働いた容疑、マネーロンダリングを行なった容疑なども含まれている。 起訴状は、Ancheta 容疑者について、米海軍航空戦センターの武器部門および米国防総省のコンピュータに侵入した容疑も挙げている。 同容疑者を起訴した連邦検事事務所によると、このような起訴は米国で初めてのことだという。 容疑がすべて有罪となれば、Ancheta 容疑者は法律上、最長50年の刑に処せられることになる。
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