『SQL Server 2005』と『Visual Studio 2005』が正式リリース世界最大のソフトウェア企業 Microsoft (NASDAQ:MSFT) は7日、次世代3製品『SQL Server 2005』『Visual Studio 2005』『BizTalk Server 2006』のリリースを発表した。SQL Server 2005 および Visual Studio 2005 は最終製品版、BizTalk Server 2006 はコミュニティ向け技術評価 (CTP) 版の提供開始となる。
この日、同社がサンフランシスコで催したリリースイベントは、「Rock the Launch」(リリースをロックしよう) のテーマのもと、耳をつんざくようなヘビーメタル音楽と、派手なウィッグをつけ、革の衣装に身を包んだパフォーマーが場を盛り上げる華やかなものとなった。 基調講演に臨んだ Microsoft CEO の Steve Ballmer 氏は、今回正式リリースとなったサーバー ソフトウェア新版の SQL Server 2005、および開発ツール新版の Visual Studio 2005 について、『Windows 95』以来の最も重要な製品と述べた。 Visual Studio 2005 はすでに10月27日、生産工程向け出荷 (RTM) が開始となっている。Microsoft は同開発ツールについて、『.NET Framework 2.0』との統合により、開発者が高性能かつセキュリティを強化したソリューションを構築するのに役立つと述べている。同開発ツールはまた、SQL Server 2005 および BizTalk Server 2006 とも緊密に統合する。 Visual Studio 2005 はさらに、英語版のリリースを12月に控えた顧客関係管理 (CRM) ソフトウェア、『Microsoft Dynamics CRM 3.0』とも統合が可能だ。 今回リリースを発表した3製品は、Microsoft が推進する総合プラットフォーム構想の土台となるものだ。同社は、プログラミング手法/ビジネス インテリジェンス/ユーザー ID/管理/セキュリティに関して同一のモデルを使うことにより、すべての製品が同じ保存データや情報にアクセスできる環境を目指している。 Ballmer 氏は、SQL Server 2005 が Oracle (NASDAQ:ORCL) のデータベース製品を意識したものであることを隠そうとしなかった。同イベントでは、SAP と手を組んでの対抗策がいくつか発表となっている。たとえば、SAP が SQL Server を再販する複数年のライセンス プログラムや、競合データベース製品から SQL Server に乗り換える顧客に対し、50%の値引きを提供する計画などだ。 「アプリケーション/データベース市場において、われわれは Oracle から市場シェアを奪うつもりだ」と Ballmer 氏は述べた。 対する Oracle も同じ日、Visual Studio 2005 に関する発表を行なっている。来年5月までに同製品をサポートし、『Oracle Database 10g』との緊密な統合を可能にする無料プラグインを提供するというものだ。また、『.NET』環境から Oracle データベースへのデータアクセスを提供する『Oracle Data Provider for .NET』の新版を提供し、Microsoft のデータアクセス標準『ADO.NET 2.0』をサポートする計画も明らかにしている。 Microsoft の新製品、SQL Server 2005、BizTalk Server 2006、Visual Studio 2005 は、2006年後半に正式リリース予定の『Office 12』、および『SharePoint Server』とも統合する予定だ。 Microsoft は、これら新製品の普及を推進するべく、『Visual Studio 2005 Express Edition』および『SQL Server 2005 Express Edition』の無料版を、発表と同時にダウンロード提供開始した。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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