インスタントメッセージ (IM) の人気が今年に入って上昇の一途をたどっており、仕事や私生活に IM を利用する米国人が増えている。そんな調査結果が10日に発表となった。
調査を行なったのは、Time Warner (NYSE:TWX) のインターネット部門で IM プロバイダ最大手の America Online (AOL) だ。今年で3度目となる AOL の IM 利用傾向調査『Instant Messaging Trends Survey』によると、IM の利用は昨年から19%増加し、ネット上の通信手段としては大先輩にあたる Eメールに迫る勢いで、送信数も Eメールに引けをとらないほどになりつつあるという。
ビジネスの世界でも、IM を不可欠なものと感じるユーザーが増えているようだ。仕事で IM を使う人の58%が社内での業務連絡に IM を利用していると回答し、顧客との連絡に用いると回答したユーザーも28%にのぼった。また、直接会って話すのが難しい場合、それを避けるのに IM を利用したことがあると答えたユーザーも12%にのぼった。
一方、携帯端末での IM 利用も主流になりつつあり、今回の調査では IM ユーザーの3分の1が、最低でも週1回は携帯電話から IM かテキストメッセージを送信していると答えた。この数字は、2004年には19%で、2003年は10%にすぎなかった。
「携帯電話で友人にメッセージを送ることから VoIP を使って電話をかけることまで、あらゆる通信の第1歩として IM サービスを利用する人が増えており、IM は日常生活の一部となっている」と Palihapitiya 氏は述べた。
調査会社 IDC によると、IM を仕事で利用している人のうち、13%が IM で使っているスクリーンネームを名刺に印刷しており、また6%が名刺交換の際、スクリーンネームを書き添えるようにしているという。