SIA が16日に発表した世界全体の半導体売上規模予測では、2005年から2008年にかけての年間平均成長率を約10%としている。具体的には2005年が2276億ドル (前年比6.8%増)、2006年が2455億ドル (前年比7.9%増)、2007年が2713億ドル (前年比10.5%増)、そして2008年は前年比13.9%増の3092億ドルという数字だ。2008年の売上規模予測を、2130億ドルという記録的な売上を達成した2004年と比べれば、実に45%増となる。
今回の予測値は、半導体業界が過剰供給への対処に追われていた1年ほど前に比べるとかなりの好材料だ。昨年9月に SIA が発表した8月の半導体売上高は全世界で182億ドルと、7月の売上高180億ドルからわずか1.1%の増加に留まっていた。これは、過去1年間で最小の成長幅だった。
SIA は、2006年に急激な成長が見込める主要分野として、パーソナルコンピュータ (出荷数の予測成長率10%)、携帯電話 (同13%)、デジタルカメラ (同9%)、デジタル放送対応テレビ (同52%)、デジタル オーディオ プレーヤー (同52%) を挙げた。
SIA 会長の George Scalise 氏は、IT 関連製品は今後とも半導体製品にとって最大消費分野であり続けるが、今後数年間、半導体市場の成長を後押しする主力分野は、一般消費者向けの製品だとし、次のように語った。「マイクロチップ技術の進歩により、消費者の想像力に訴えるさまざまな新製品が現実のものになりつつある。携帯電話は多用途の個人情報/娯楽機器へと急速に進化しており、デジタル オーディオ プレーヤーはビデオやゲーム機能を取り入れようとしている」