| Webビジネス | 2005年11月22日 13:00 |
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Google Analytics サービス開始の衝撃 著者: ファンサイド ▼2005年11月22日 13:00 付の記事 □国内internet.com発の記事 日本では、 SEO やリスティング広告は費用対効果が高いマーケティング手法である、 とすでに認知されたと思う。 順位が上か下かというものではなく、 どれだけコンバージョンをあげられるか、 ということが最大のニーズになってきている。 コンバージョンを増やすためには、対策が必要である。 対策をするためには現状を知る必要がある。 大きく分けて、 サイトへのアクセスの中身と、 アクセス後コンバージョンに至る中身を知る必要がある。 アクセスの中身を知るには、 広告からのアクセスとコンバージョン、 ナチュラル検索をはじめとする広告以外のアクセスとコンバージョン。 これらをリファラー別、キーワード別で把握して分析する必要がある。 これには、ログ解析ツールと広告の効果測定ツールが必要である。 アクセス後コンバージョンにいたる中身を知るには、 どこのページで離脱する人が多いのか? コンバージョンするユーザーはどのような経路をたどってきたのか、 などを知る必要がある。 これらを知るには、 ログ解析ツールやユーザビリティテストなどが必要である。 SEM の効果をあげるには、 サイトへのアクセスの中身と、 アクセス後コンバージョンにいたる中身を知らなければいけない。 しかし、いままでは、これらのツールの導入を強く検討されている企業は少なかった。 また導入していても活用している企業が少なかった。 なぜか? 理由はいくつかある。 一つ目は、多機能すぎて利用方法がわかりづらい、というのがあった。 その結果、 週に一回 PV を確認すれば満足して終わっていった。 二つ目は、価格が高いのが理由だった。 無料のツールは安っぽいし、 数十万以上の PV に耐えられないものも多い。 なのでちょっといいものを導入しようとすると、 すぐ年間数百万円もかかり、導入の決断ができない企業も多かった。 三つ目は、そもそも必要性を感じなかった。 広告や SEO、リスティングなどは、 なにはともあれ、 アクセス増が目に見えて増えるため、 やってみる動機がわかりやすいが、 Web 分析は、 それ自体の効果が目に見えて現れないため、 必要を感じなかったのだ。 しかし、2005年11月14日この常識が一変した。 Google が Google Analytics という新しいサービスを開始したからだ。 これは、Google が提供する AdWords 広告のアカウントを持っていると、 無料で Web 分析ができるというものだ。 このサービスは、 今年3月に Google が買収した Web 分析ツール Urchin が元になっている ASP タイプのツールで、 近い将来全面的に AdWords 広告の管理画面と統合する予定だ。 必要な情報はこれでほぼ把握できる。 またとてもシンプルな画面で見やすい。概要を知るには 「経営層」「マーケティング担当者」「ウェブマスター」という3つのプルダウ ンから選択するだけで一画面でそれぞれの部署で必要な情報が瞬時に把握できる。 詳細にみると、ログ分析、広告効果測定もかなり高い次元でわかる。 Urchin を買収した当初から予想されていたことではあるが、非常に衝撃的だ。 いままでも無料の Web 分析ツールはあった。 レンタルサーバーを利用していると無料でついてくるものなどが代表的なものだ。 しかし、それは訪問者数、PV 数、 リファラーキーワードなどがわかる程度のものであった。 有料の Web 分析ツールにも優れたものがいくつもある。 しかし初期費用が数十万円から数百万円かかったり、 ASP 型だと300万 PV で月額20万円以上のコストがかかった。 Google Analyticsは、 ・無料で ・わかりやすく ・ログ解析、広告効果測定でき ・多機能 の条件がはじめてそろったサービスだ。 現状、まだサービスが始まったばかりで、 すべての機能を見ることができない、 アクセスが集中して非常に動作が遅い、 アカウント取得に時間がかかる、 また自社のログデータが Google に漏れるかもしれない、 という危惧が噂されるなどの問題点がある。 しかしこれらはすぐ解決されていくと思う。 そうなった時、 このサイト分析ツールは広く導入され、 その分析結果をマーケティング戦略に活かそうという企業が大きく増えるはずだ。 (執筆:株式会社ファンサイド 代表取締役 植山章博) 記事提供:ファンサイド
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