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サーバー世界市場調査、低価格と x86 互換サーバーが成長を牽引調査会社 IDC は23日、第3四半期のサーバーシステム世界市場調査『Worldwide Quarterly Server Tracker』を発表した。アーキテクチャ別では、64ビット拡張やデュアルコアといった高性能化を背景に、x86 互換プロセッサ搭載サーバーが相変わらず好調だったほか、価格帯別には量販クラスのサーバーが市場全体の成長を牽引した。同社では、量販クラスサーバーについて、2万5000ドル未満のサーバーと定義している。
同調査によると、第3四半期におけるサーバーシステム世界市場全体の売上規模は、前年同期比8.1%増の125億ドルとなった。ベンダー別に見た市場シェアの行方だが、売上 (工場出荷額) シェアについては、IBM が前年同期比10.3%増の40億3200万ドルとなり、シェア32.3%でトップの座を守った。 売上シェア第2位は、前期に引き続き Hewlett-Packard (HP) が占めた。4月から社長兼 CEO に就いている Mark Hurd 氏指揮の下、同社のサーバー売上は前年同期比12.4%増の34億7300万ドルとなり、売上シェアは27.8%だった。 Dell は、サーバー売上が前年同期に比べて11.8%増の13億800万ドルとなり、売上シェア10.5%で第3位につけた。 なお出荷台数では、HP がシェア28.8%で1位の座を守り、Dell が23.9%で2位だった。 目を引くのは、売上シェア第4位の Sun Microsystems だ。同社のサーバー売上は前年同期に比べて7.6%減少している。同社のサーバー売上が今後回復するか否かは、先ごろ発表したマルチコアプロセッサ『UltraSparc T1』次第と言えるかもしれない。 IDC のアナリストによると、価格帯別に見て最も成長著しい量販クラスサーバーは、売上を前年同期に比べ14.8%増やし、サーバー市場全体の牽引役を果たしているという。 ミッドレンジサーバー (2万5000ドル以上50万ドル未満) も前年同期比3.8%増と、小幅ながら継続的な売上増を示した一方で、企業向けハイエンドサーバー (50万ドル以上) は、顧客離れが続いている。ハイエンドシステムの売上は前年同期比1.2%減で、4期連続の減少を記録した。 企業が、処理能力/ストレージ/メモリの点で勝る64ビット対応システムを積極的に求める傾向も強まりつつある。 x86 互換サーバー市場では、x86 互換64ビット拡張プロセッサ搭載サーバーの売上が、前年同期の7倍に増え、x86 互換サーバー全体に占める売上シェアが69%に達した。これは、サーバー向けプロセッサの大半が64ビット拡張モデルに移行したことも背景要因になっている。IDC のアナリストによると、ベンダーのデュアルコアおよびマルチコアプロセッサ (いずれも基本的には64ビット拡張モデル) サーバー投入により、この傾向は続く見込みという。 x86 互換デュアルコアプロセッサ搭載システムは、市場に登場して1年にも満たないが、すでに x86 サーバー売上全体の25%を占めるようになった。ブレードサーバーは、x86 互換デュアルコアサーバー売上の1位となっている。 フォームファクタ別に見て、各プロセッサアーキテクチャを合わせたブレードサーバー全体の売上は、前年同期比で96.8%増え、5億6900万ドルだった。このうち、デュアルコアプロセッサを搭載したブレードサーバー売上は10%を占め、ブレードシステムの発熱量や消費電力に対する関心の高さを示しているという。 関連記事 関連テーマ
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