![]() ![]() ![]() ![]() ディスクストレージ システム市場、過去最高の伸び率を記録この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20051205/10.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
ディスクストレージ システムは2005年第3四半期、世界市場全体で工場出荷額が前年同期比13.3%という過去最高の伸びを見せ、57億ドル規模に達した。
これは、調査会社 IDC が2日に発表した、調査レポート『Worldwide Disk Storage Systems Tracker』で明らかにしたものだ。それによれば、種類別にもっとも工場出荷額が多かったのは、外付けディスクストレージ システムで、前年同期比12.5%増の39億ドルだった。12.5%という伸び率は、IDC が2001年に同調査を始めて以来の最高値だという。 ストレージシステム工場出荷額の好調な伸びの原因は、企業の蓄積するデータが猛烈な勢いで増えていることにありそうだ。保存データ増加の背景には、記録保持を義務付ける法規制によって、データの大半を保存および保護せねばならなくなった事情がある。 ディスクストレージ システム市場のうち、ネットワークストレージシステムは、世界市場全体で工場出荷額が前年同期比17.1%増の25億ドル規模に達している。 ネットワークストレージ分野の工場出荷額シェア1位は、27.2%を占めた EMC だった。2位には、Hewlett-Packard (HP) が21.5%で続いた。ネットワークストレージは、NAS と Open SAN および iSCSI SAN からなる。 そのうち Open SAN/iSCSI SAN 分野は、工場出荷額が前年同期比19.6%増の20億ドルに達した。 EMC と HP は、Open SAN/iSCSI SAN 分野でも首位争いを続けているが、第3四半期の工場出荷額シェアは、HP の25%と EMC の24.2%がほぼ同率で並んだ。 NAS 分野では依然として EMC が首位で、40%という圧倒的なシェアを誇っている。2位は Network Appliance (NetApp) で、シェアは35.1%だった。 しかし、工場出荷額が前年同期に比べて倍増 (105%増) と急成長中の iSCSI SAN 分野では、NetApp がシェア35.1%を占めて首位に立ち、2位の EMC (24%) を10ポイント以上引き離している。 外付けディスクストレージ システム分野を見ると、EMC がシェア20.3%で首位を守り、HP (19.1%) と IBM (12.9%) が2位と3位に続いた。 IDC の調査では、外付けディスクストレージ システム分野における EMC のシェアは、第2四半期の21.3%からほぼ1ポイント減となっている。しかし、EMC によれば、自社製品と Dell/EMC 共同ブランド製品を合わせると、外付けディスクストレージ システム市場の26.6%を占めるという。 Dell は、EMC との提携が功を奏し、ディスクストレージ システム全体で前年同期比30.8%増、外付けディスクストレージ システムで前年同期比33.5%増となり、いずれも業界最高の伸び率を記録した。同社のシェアは第3四半期、ディスクストレージ システム全体で8.3%、外付けディスクストレージ システムで8.4%となり、いずれも4位に付けている。 Hitachi Data Systems (HDS) は、外付けディスクストレージ システムの工場出荷額を前年同期比11.1%増としたが、同分野におけるシェアは8.3%で、僅差ながら Dell (8.4%) に抜かれ、順位を1つ落とし5位になった。ディスクストレージ システム全体では、工場出荷額が前年同期比10.7%増、シェアが5.7%で、順位は前年同期と同じ5位だった。 工場出荷額で見たディスクストレージ システム全体の世界市場シェアでは、HP が23.5% (13億4800万ドル) で首位を守り、2位に IBM の20.7% (11億8800万ドル)、3位に EMC の13.7% (7億8600万ドル) が入っている。 |