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2005年12月8日 09:30

インターネット広告によるブランディング戦略

インターネットが広く普及し、さらにインターネット広告が検索連動型広告やリッチメディア広告など多様化していることによって、企業のブランディングにもインターネットが積極的に活用されている。今回はその中でも検索連動型広告とブランディング戦略について考えていきたい。

検索連動型広告の1番の特長といえば、ユーザーの興味・関心に即した広告掲載が可能という点である。検索キーワードに関連した広告が掲載されるため、広告とユーザーの興味・関心との関連性が非常に高いことが挙げられる。その上で検索連動型広告の視点から考えるブランディング戦略のポイントとして重要になってくるのは以下の2点といえる。

 ・ビッグキーワードの上位入札による広告掲載
 ・タイトルや説明文を明確化し、他社との差別化を図る

まず最初に挙げたビッグキーワードの上位入札の有効性に関しては、以前にも当コラム「ビッグキーワード有効活用のすすめ」で書かれているとおり、ビッグキーワードの上位入札を行うことで広告表示回数がスモールキーワードと比べても格段に上がることは周知の事実である。

ブランディング戦略を考える際は CPM(コスト・パー・ミル/1,000回分の広告表示コスト)で考えてみては如何だろうか。この場合広告費は思ったほど割高にはならないし、現にそれだけのユーザーに広告を掲載できる時点で十分なブランディング効果が期待出来る。検索連動型広告ではないが、「グーグルアドワーズ広告」のサイトターゲット(広告表示サイトを指定したコンテンツ連動型広告)ではすでに CPM を採用している。

また、実際にビッグキーワードを上位入札した際に最も重要であることがタイトル説明文の明確化であろう。検索連動型広告の要はキーワードにより設定されたタイトルと説明文である。

単に商品名やサービス名を認知・記憶してもらうだけでは真のブランディングが成功したとは言えない。競合他社との差別化につながるメッセージと、商品・サービスの訴求点が述べられていなければブランドの認知はされず、コンバージョンにもつながらない。ブランディング戦略を考えるからには何が強みなのか、競合他社との差別化はどこなのかを打ち出すことが必要である。

当コラム「検索数を急増させるマスメディアの影響力」からも分かるようにマスメディアとインターネットの融合によって更なるブランディング効果が期待出来るため、企業側としては早急に対応することが重要でないだろうか。効果測定という点に関してはまだまだ課題もあるが、検索連動型広告を始めとしたインターネットによるブランディング効果の重要性に気づき、いち早く取り組むことがこれからのネット時代を勝ち抜くために必要なことである。

(執筆:コンサルティンググループ 白木学)


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