![]() ![]() ![]() ![]() 企業のストレージ支出、2006年は明るい見通しこの記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20051220/11.html
著者:Paul Shread
海外internet.com発の記事
資産運用コンサルティング会社 Robert W. Baird & Co. の予測によると、2006年はストレージ市場にとって堅調な年になりそうだという。
Baird のアナリスト Daniel Renouard 氏、Frank Timons 氏、Joel Inman 氏らは最近2週間、企業44社を対象に、2006年のハードウェアの予算/技術/傾向およびベンダーについての意見などを調査した。その結果、企業による2006年のハードウェア調達について「かなり健全な需要状況」が明らかになったという。 企業において、来年投資対象として優先度が高い項目には、「セキュリティ」「ストレージ」「サーバーおよびストレージ統合」「災害復旧およびバックアップ」などが入ったほか、「新規ハードウェア インフラ」も、企業の支出計画の中で重要な位置を占めた。 こうした結果は、EMC/IBM/Dell/VERITAS (Symantec)/Network Appliance といった企業向けソリューション ベンダーにとって、何よりの好材料といえる。また Baird は、Sun Microsystems がこうした状況から得るメリットについて、「打ちのめされている Sun に希望をもたらす」ものになるとしている。調査の結果明らかになった先行きに期待を持てる分野は、「ディスク ストレージ」「テープ」「サーバー」だ。回答企業の87%は、2006年の IT 予算について、現状維持ないし増額との見通しを示した。また回答企業の53%は、2006年の IT 予算を、少なくとも2005年比で3%増額すると見込んでいる。 調査の結果、最も健全な成長を見込めるのがストレージ分野で、2006年のディスク ストレージ支出を、2005年に比べて3%増やすと回答した企業は60%におよび、3分の1の企業が、6%以上増額すると回答した。大手企業のうち18%、小規模企業では36%が、6%以上ストレージ予算を増額する計画があると回答した。アナリストらはこの結果について、EMC/Network Appliance/Emulex/QLogic/McData/Brocade といったストレージ ハードウェア ベンダーにとって「とりわけ好ましい予兆」を示す結果と述べた。 一方意外だったのは、テープストレージがまだ衰退傾向を見せそうにないことだ。今回の調査では、2006年にテープストレージに充てる予算を、2005年と同等もしくは増やす予定と回答した企業の割合が、77%に及んだ。少なくとも3%増額するとの見通しを示した企業の割合は、44%だった。 特に小規模企業におけるテープストレージ支出見通しは堅調で、62%の企業が、テープストレージ予算を2005年に比べて少なくとも3%増やす予定と回答した。Baird のアナリストらはこの結果を、IBM/Sun および StorageTek/ADIC/Overland/Quantum にとって「飛び切りではないが、まずまずの好材料」としている。しかしアナリストらは、次のように注意を促した。「バックアップ環境における低価格ディスクソリューションの台頭は、これまでも、そして2006年も、変わらずテープ市場の成長を阻む要因であり続けると考えている。それは同様に、テープ自動化ベンダーが成し得る成長を損なうことにもなる」 |