欧州第1審裁判所 (CFI) は2004年12月22日、『Windows Media Player』(WMP) を Windows OS から外し、さらに他のソフトウェア会社が Microsoft の API (アプリケーション プログラミング インターフェース) の一部にアクセスできるように対処することを命じた EC の制裁命令について、妥当とする裁定を下した。その後 EC は命令遵守について Microsoft と協議し、同社が示した相互運用性改善策の実地検証を行なった。
EC が命令の1つとして、Microsoft に求めた相互運用性の問題とは、同社以外のサーバーが Windows のパソコンシステムやサーバーシステムとシームレスに運用できるよう、情報開示することを求めたものだ。
しかし今回、EC は相互運用性問題に関し、遵守性監視組織およびコンピュータ科学の大学教授 Neil Barrett 氏による2つの報告書を裏づけとして、Microsoft が十分な資料を開示していないと主張している。
Microsoft には、EC の違反勧告に対し5週間の回答猶予があり、反トラスト監視機関において口頭審問実施の可能性もある。その後 EC は、Microsoft が命令を遵守するまで、1日当たり200万ユーロの罰金を課すことができる。