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2005年12月27日 12:00

ブロードバンド回線数、2006年には中国が米国を抜いて世界最大に

著者Jim Wagnerオリジナル版を読む海外海外発
イギリスの通信業界調査会社 Point Topic は23日、2005年第3四半期末時点の全世界ブロードバンド普及状況調査を発表した。同調査によると、中国のブロードバンド回線増加率が今のまま続けば、2006年には米国を追い抜き、回線数で世界最大の国家になるという。

Point Topic の調査によれば、2005年9月末時点のブロードバンド回線数は、依然として米国がトップで4090万回線、第2位の中国が3500万回線だった。日本は2090万回線で3位につけている。

ただし、2005年第3四半期間のブロードバンド回線増加数をみると、中国が360万回線でトップ、米国が270万回線で第2位、第3位はイギリスの90万回線だった。

「このままのペースで行けば、(2006年第4四半期には) 中国が米国を抜き、世界最大のブロードバンド国家になる」と Point Topic は述べている。

ブロードバンド市場は、世界全体でみても成長しており、2005年の年初から9月末までの回線増加数は3790万回線となっている。

また回線種別の傾向だが、年初から9月までの増加率でみると、DSL 回線は28.8%で、ケーブルモデムは17.9%だった。世界のブロードバンド回線における種別毎の割合は、9月末の時点で DSL が65.9%に達した。ケーブルモデム、ワイヤレスサービス、衛星サービスなど、ほかの接続方式が残りの34.1%だ。

比較的ケーブルサービスが優勢な米国でも DSL が健闘した。米国における第3四半期間のみのブロードバンド回線増加数をみると、DSL が138万回線増えて増加率は8.7%だったのに対し、ケーブルは9万回線増 (増加率5.5%) だった。

次に地域別の傾向だが、ブロードバンド回線が最も急速に増えたのは、中東およびアフリカ地域で、第3四半期の間に約16.5%増加した。

東南アジアでは、第3四半期における全体のブロードバンド回線増加率が、11.7%だった。増加率ではインドの57%が最も大きかったが、増加数では中国の360万回線が圧倒的に多く、同地域の成長を牽引している。

一方アジア太平洋地域では、マレーシア、ニュージーランド、オーストラリアなどがブロードバンド回線の大きな増加率を示したが、日本、シンガポール、台湾など、かつて大きな増加率を示した国では、飽和の兆候が出始めている。特に韓国のブロードバンド回線数は、第3四半期間に減少こそしなかったものの、横ばいだった。

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