Adobe、業務文書のデジタル知的財産権管理技術を買収昨年、Macromedia を大型買収によって獲得した Adobe Systems (NASDAQ:ADBE) だが、今年も買収の手を緩める気配はない。
Adobe は9日、老舗技術会社 Navisware のデジタル知的財産権管理 (DRM) 技術部門を買収したと発表した。同部門は CAD 文書などのセキュリティおよびバージョン管理技術『FileLine』を手がけている。 Adobe は、今回の買収がもたらす効果について、文書のアクセス権限管理サーバー『Adobe LiveCycle Policy Server』に新機能を組み込み、PDF や『Microsoft Office』、および CAD といった形式の重要な業務文書の保護を、その文書の保存方法や社内外ネットワークでの配布方法に依存することなく、常に行なうことが可能になると説明した。なお、買収の金銭的条件は公開していない。 Navisware が開発した FileLine は、工学設計業務に不可欠な、様々な形式の文書に対する DRM 機能を備えている。Adobe によると、同機能を Adobe LiveCycle Policy Server に組み込むことにより、知的財産を内包する財務/行政/工学業務文書に直接ポリシーを適用し、文書の使用方法/使用時期/使用者に関する管理業務を支援できるという。 Adobe は同日、あらゆる写真処理が可能な、プロカメラマン向けデジタル画像処理ソリューション『Lightroom』の公開ベータテスト開始も発表した。同社は9日よりサンフランシスコで開幕した『Macworld Expo』で、Lightroom を展示する。同ソフトウェアの公開ベータ版は『Mac OS』用だが、Adobe は『Windows』用も計画していると述べた。 Lightroom の公開ベータテストは、Adobe が最新技術への早期アクセス提供手段として、新たに設けたテスト版サイト『Adobe Labs』を通じて提供するものの1つだ。これまで同社は、限定的なテストユーザーを対象にベータテストを行なってきたが、より幅広いフィードバックを得るため、Adobe Labs を開設した。同サイトでは Lightroom 以外にも、携帯端末用リッチメディアプラットフォーム『Flash Lite 2』に対応したアプリケーション構築が可能になる『Flash Pro 8』用のアップデートや、次期『Flex』フレームワークおよび『Flash Player 8.5』のアルファ版なども公開している。 関連記事 最新トップニュース
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