Sun と Oracle、提携契約を更新Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) と Oracle (NASDAQ:ORCL) は10日、20余年にわたる提携関係を更新し10年間延長するとともに、契約の一環として Sun が Oracle の OEM メーカーになると発表した。
両社の CEO (最高経営責任者)、Oracle の Larry Ellison 氏と Sun の Scott McNealy 氏は10日、従業員ならびにアナリストと記者を対象とした「タウンホール」型ミーティングを開き、両社間の戦略的提携について詳細を説明した。 それによると、Sun は自社の OS『Solaris』に、Oracle のデータベースソフトウェア『Oracle Database Enterprise Edition』と Oracle による1年間のサポートをバンドルするという。つまり、Solaris を購入すれば、事実上 Oracle Database Enterprise Edition のライセンス料が無料になるのだ。さらに Sun は、社内で使用中の ERP ソフトウェアを全て Oracle の最新 ERP ソフトウェアに変更するという。 一方 Oracle は、Solaris を推奨64ビット開発プラットフォームに指定するとともに、自社のビジネスアプリケーションを Sun の Java に移植すると述べた。Oracle は Java の10年間ライセンスを新たに取得した。同社の Java ライセンス取得はこれで3度目だ。そして、Sun の Java 統合開発環境『NetBeans』を支持すると表明した。 これに加え、両社は、一緒に積極的な市場開拓戦略を進める計画も明らかにした。同戦略には、開発者の共同支援、Sun 製ハードウェア上の Oracle 製クラスタシステム『Oracle Real Application Clusters』のアップグレードプログラム、主要業界別、および中小企業向けに特化したハードウェアやソフトウェアを統合して提供する『Sun Customer Ready Systems』(Sun CRS) プログラムなどが入っている。 Ellison 氏は、次のように語った。「わが社は、ミドルウェア戦略全体の基盤を Java および『J2EE』との統合に置いている。わが社の取り組みは全て Java 絡みだ」。同氏によると、この戦略は顧客の要望を受けて立てたものだという。 McNealy 氏と Ellison 氏は、両社の製品がオープンスタンダードに基づく開かれたものだと強調し、(閉鎖的な) プロプライエタリ製品を提供している Microsoft (NASDAQ:MSFT) や IBM (NYSE:IBM) に対抗するという、共通の使命を持っていると述べた。 関連記事 最新トップニュース
|
|