目を離せない Google、新サービスや密かな買収も事前に憶測が飛び交うなか、Google は先週、家電見本市『Consumer Electronics Show』(CES) で、動画コンテンツ有料配信サービス『Google Video Store』を発表した。そして、それほど注目度は高くないものの重要な発表を2件行なっている。
1つは新興のモバイルアプリケーション開発会社 Reqwireless の買収、もう1つは Macintosh 版『Google Earth』のリリースだ。 Reqwireless の買収を最初に明らかにしたのは、カナダのオンタリオ州ウォータールーで新興企業を対象に事業開発コンサルティングを提供している Gary Will 氏だった。ハイテク企業のニュースや分析を月刊で無料提供しているサイト『Waterloo Tech Digest』の運営者でもある Will 氏は今月3日、自身の Blog で Google による Reqwireless の買収を明らかにした。両社から発表もないのに Will 氏が情報をどのように得たのか。それは同氏が Reqwireless にコンサルティングを提供しており、同社の内部情報に通じていたからだ。同氏によると、この買収は2005年夏に秘密裡に行なわれたという。 Google は6日、カナダの新聞『National Post』紙上で、買収の事実を認めた。 Reqwireless は、モバイル端末用のアプリケーションプラットフォーム『Java 2 Platform, Micro Edition』(J2ME) 用の、ビジネスアプリケーションや生産性アプリケーションならびに開発用ライブラリを提供している会社だ。同社の製品には、携帯端末や Palm 機器用の「ワイヤレス Eメール」「Web アプリケーション」「HTML ブラウザ」「Eメールビューア」などがある。 Will 氏は昨年12月末、ウォータールー在住のワイヤレスアプリケーション開発者を募集する求人記事を Google が出していることに気づいたという。 これらの情報をまとめると、人気ハンドヘルド端末『BlackBerry』で知られる Research In Motion (RIM) のお膝元ウォータールーに、Google がモバイル端末向けアプリケーション開発センターの開設を計画中ではないかと推測できる。 一方、サンフランシスコで開催中のイベント『Macworld Conference & Expo』(1月9日-13日) において、Google は Google Earth の Macintosh 版 (ベータ) を発表した。Windows 版は、2005年6月に提供を開始している。Google Earth は、3次元地図 (地表写真) 表示と地域情報検索を組み合わせたもので、アニメーションによる道順案内や地図の拡大と縮小、建物や地形の3次元表示などが可能だ。Macintosh 版は、『Mac OS X 10.4.x』に対応している。 なお、Media Zone は11日、Google Video Store のコンテンツプロバイダに加わったと発表した。同社は、国際的なスポーツイベントの映像や、中国、南アフリカ、南北アメリカなど、世界各地の動画コンテンツを提供している会社だ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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