Webビジネス2006年1月27日 13:00
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IBM、メインフレーム『System z9』を強化する製品を発表

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20060127/12.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
IBM (NYSE:IBM) は26日、企業の確実なデータ管理を支援するメインフレーム製品『System z9』向けの高速プロセッサパック『System z9 Integrated Information Processor』(zIIP) をリリースすると発表した。

zIIP により、System z9 のデータハブとしての能力が向上し、集約化によってデータの複製を保持する必要性を最小限に抑えることが可能になる。

その結果、複製データが複数存在することから生じるリスクが減るため、アプリケーション/データ間のセキュリティ改善につながる。こうした利点は、「米国企業改革法」(Sarbanes-Oxley) や「医療保険の携行性と責任に関する法律」(HIPAA) といったデータセキュリティに関する法令遵守ガイドライン維持の敷居を下げるうえでも、大いに役立つ。

IBM の System z9 担当ゼネラルマネージャ Jim Stallings 氏によれば、セキュリティの向上に加え、zIIP により全般的な演算能力に余裕ができ、z9 メインフレームにおける BI (ビジネスインテリジェンス)、ERP (経営資源管理)、CRM (顧客関係管理) といったアプリケーションの実行コストを削減できるという。

Stallings 氏は会見の中で、ここ数年、z9 やそれ以前から存在するメインフレームが好調なことから、同社はメインフレームの技術革新を続けていく意向だと述べた。同社の2005年第4四半期決算によれば、zSeries の売上は前年同期比で5%増え、同四半期中に出荷した zSeries の演算能力合計は、前年同期比で28%も大きかった。

zIIP を支えるのは、z9 を含む zSeries 用オペレーティングシステム『z/OS』だ。この OS が、汎用プロセッサと zIIP との間で作業の割り振りを行なう。zIIP では、ソフトウェアプログラムが z/OS と連携し、アプリケーションに変更を加えることなく、作業負荷を zIIP に分散させることができるようになっている。

zIIP を活用できる最初の IBM 製ソフトウェアは、『DB2 for z/OS』バージョン8だ。

zIIP は2006年中に出荷が始まる予定で、価格は12万5000ドルだ。IBM System z9 109、z/OS 1.6 以上、DB2 for z/OS バージョン8などが、zIIP の動作要件となっている。

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