NetApp、仮想テープライブラリ新製品2モデルを発表Network Appliance (NetApp) は6日、ストレージ製品の新モデル2機種を発表する。既存インフラストラクチャを乱すこと無く、データを保管できるものだという。
新モデルは、仮想ストレージの新製品ファミリ『NearStore VTL』の第1弾となる、ディスクを用いた仮想テープライブラリ (VTL) 製品『NearStore VTL600』と『NearStore VTL1200』(デュアル型) だ。
両機種はいずれも、大容量のデータをディスク上に保存すると同時に、データを EMC や Hitachi Data Systems あるいは IBM のストレージアレイなど、任意のストレージ環境内の物理的テープに自動コピーする。
NearStore VTL600 も NearStore VTL1200 も、異種ベンダー製品からなるストレージ環境に直に接続して、データをサーバーと同期させられるのが特徴だ。 NearStore VTL シリーズは、ディスク容量が4.5テラバイトから168テラバイトまで対応する。そして、BakBone Software、Computer Associates International (CA)、CommVault、Hewlett-Packard (HP)、EMC Legato,、Symantec、Tivoli などバックアップソフトウェア業界大手の製品と連携することができる。 一見しただけだと、NearStore VTL600 と NearStore VTL1200 は、Falconstor や IBM あるいは EMC の競合製品に比べ多少強力とはいえ、抜きん出た仮想テープライブラリ製品のようには見えない。しかし、NetApp (NASDAQ:NTAP) の広報担当者によると、両モデルに付いた2つの機能を見ればそうした見方は間違いであることが分かるという。 NetApp の異種混合データ保護部門担当マネージャ Krish Padmanabhan 氏は、VTL600 と VTL1200 について、作業負荷を自動調整する機能および、他の仮想テープライブラリに比べ物理的なテープ量を50%節約する「テープサイズ調整」機能を備えていると説明した。 他の仮想テープライブラリは、固定位置に待機してデータを保管する。しかし、通常の負荷調整機能では、データのホットスポットを調節できないため、ストレージ管理者がホットスポットに合わせてマシンを手動で調整しなければならない。 これに対して、NearStore VTL600 と NearStore VTL1200 は、これらのホットスポットに瞬時に適応し、そこにある機器のうち最もサービスレベルの高い機器に負荷を割り当てる。したがって、負荷調整やバックアップテープの調整のために10万ドルもの年俸を払って管理担当者を置く必要がないと、Padmanabhan 氏は述べている。 このことに加え、NearStore VTL シリーズでは、テープサイズ調整機能が備わっているため、物理的テープにコピーした場合にデータをどの程度圧縮できるか予測できる。そして、バックアップデータをサンプリングし、各仮想テープを調整するため、パフォーマンスを損なうことがないという。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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