Microsoft、欧州委員会の勧告に対し公式回答文書を提出Microsoft は15日、欧州連合 (EU) の欧州委員会 (EC) が下した独占禁止法違反裁定にまつわる技術資料開示要求を、完全に満たしていると主張する声明を発表した。
Microsoft は発表の中で、次のように述べている。「当社は、2004年に EC が下した独占禁止法違反裁定における技術資料の開示要求に完全遵守していた。しかし EC は、当社の遵守性に対する非難を急ぎ、その重大な証拠を無視した」 Microsoft は同日、十分な技術情報開示を行なっていないとする EC の勧告に対し、75ページに及ぶ公式回答を提出した。今回の声明発表は、回答文書提出の事実を公表するものだ。Microsoft の広報担当は取材に対し、EC の規定により、公式回答文書の公開は不可能と述べた。 しかし、報道機関向けの発表の中では、公式回答文書の内容に触れている。 発表によれば、Microsoft は公式回答文書で次のように記したという。「技術資料に関して修正が必要と考えたにもかかわらず、EC は当社に通告するまで何か月もの時間を置き、当社が広範な見直しを行なうのに、数週間しか与えなかった」 Microsoft によると、今回提出した公式回答文書は、EU がしかるべき手続きを如何に拒否したか示すものという。 また Microsoft は公式回答文書に加え、同社の開示技術資料を検査したソフトウェアシステム工学教授ら第三者専門家による2件のレポートも EC に提出した。 2件のレポートのうち1件は、イギリスとドイツのコンピュータ科学の教授5名が作成した49ページのものだ。発表によれば、同レポートには次のような記載があるという。「Microsoft 提供の相互運用性に関する情報は、とりわけこのように複雑な分野において、現行の業界基準に適うものと、われわれは結論する。プロトコル/依存関係/暗黙の知識を網羅し、条件を妥当に満たし得るという程度まで、Microsoft は完全で正確な情報を提供したと考える」 Microsoft は、もう1件のレポートがどのような情報を示したのか明らかにしていない。 ここ1か月の間に、Microsoft が公の場でこの件について触れたのは、これが2度目だ。 同社は先月25日、ブリュッセルで開いた記者会見で、ライセンス契約を結んだ相手に、『Windows Server』製品のソースコードを参照ライセンスのもとで開示すると発表している。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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