米国をはじめ複数の国々では、法規制によって企業に IT ガバナンスを求めている。企業において各所に分散するさまざまなデータを集め、それらを明快な統一された方法で示す業務を支援するソリューションが必要と、IBM および同社顧客が考える理由はここにある。
IBM Software Group 副社長 Steve Mills 氏は、無駄な時間を費やさずに関連情報を見つけたいという顧客ニーズに応えるソフトウェアやサービスに対し、向こう3年間投資していくと述べた。
また IBM Business Consulting Services (BCS) は情報活用に関し、優秀な人材を集めた顧客支援施設を世界各地に複数設置したことを発表した。同センターには、IBM BCS、IBM Software Group、IBM Research 各部門から集めた、ソリューション設計と情報設計の専門家や研究者を配し、革新的な情報活用を通じた事業価値の創出について、顧客を支援する。
IBM BCS はこのほか、情報活用に関する新ソリューションおよび新ソフトウェア6種も発表した。これらソリューションおよびソフトウェアは、業務分析および情報探索、マスターデータ管理、ビジネスプロセスの革新、リスクおよび法令遵守、従業員生産性、ビジネス性能およびプロセス管理といった、業務情報に関する具体的な課題に対応する。
なお IBM は同日、統一型の情報統合ソリューションとして、『WebSphere Information Server』を発表した。同製品はサービス指向アーキテクチャ (SOA) を活用し、大量の異なるデータ統合と品質の維持を図る。出荷時期は第2四半期の予定だ。
IBM の発表によると、Content Discovery Server は検索/コンテンツ統合/コンテキストに沿った情報提供といった機能を備え、「適切な人に適切なタイミングで適切な情報を提供する」という。同ソフトウェアを用いれば、オンライン売上増や、より優れた顧客サポート、コールセンターの運用効率改善が可能だと IBM は述べている。