Drachnik 氏は、取材に応え、次のように語った。「Java EE 5 で精力を注いだのは、開発者にとって Java アプリケーションの開発をいかに容易かつ簡素にできるようにするか、という点だ。その次に、新たな開発者をいかに Java プラットフォームに惹きつけるかという点だった。それは、使いやすいようにプラットフォームを簡素化することによって実現できる」
なお、Java EE 5 SDK プレビュー版は、『Sun Java System Application Server Platform Edition (PE) 9』のベータ版も含んでいる。Sun Java System Application Server PE 9 は、オープンソース プロジェクト『GlassFish』が、Java EE をベースに開発したアプリケーションサーバーだ。
Sun がこの日、Java EE 5 SDK プレビュー版と同時リリースした NetBeans Enterprise Pack 5.5 のプレビュー版は、開発者が Java EE の利点を最大限に利用できるよう支援する統合開発環境だという。Sun は、3週間ほど前に『NetBeans 5.0 IDE』をリリースしたばかりだ。
今回のリリースは、どちらも「プレビュー」版となっている。その理由は、Java プログラミング言語の標準仕様策定機関 Java Community Process (JCP) が、仕様を決定する正式な最終投票を行なっていないからだ。投票は、4月末ないし5月初めになる予定だ。Drachnik 氏によると、Sun は JCP の決定後、Java EE SDK の正式版をリリースするという。