![]() ![]() ![]() ![]() PC いらずの VoIP デバイスで長距離電話が限りなく安く…この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20060303/6.html
著者:Brian Livingston
海外internet.com発の記事
米国の小さい会社が3月発売予定の小型デバイス。
このデバイスを電話線に接続するだけで、
米国およびカナダの番号になら、
月々9.95ドルで無制限に長距離電話がかけられるようになる。
何よりこのデバイスは、
VoIP を使っているにもかかわらず、
ブロードバンドアクセスもコンピュータもまったく必要ないということ。
「だから何? Skype のソフトウェアをダウンロードして無料で電話をかければいいよ」と言う人がいるかもしれない。 しかしこの新型デバイスの長所は、 多くの消費者と企業にとって魅力的な選択肢になるかもしれない。 それについてちょっと説明しよう。 トレンド最先端ユーザーでなく、通常の電話利用者向け これは、米国アリゾナ州トゥーソンにある会社 Lagunawave.com が開発した、 「Chatter Bug」と呼ばれるデバイス。 同社は以前 Sam’s Club や他の小売店で、 高速インターネット接続を販売していた。 携帯電話しか持たず、 長距離通話時間が携帯の定額料金におさまる人なら、 Chatter Bug は必要ないだろう。 しかし、ローカルの電話回線を持っている人には、 私が“ダイヤルアップで VoIP”と呼ぶこの新しい長距離電話の通信手段となるデバイスは、一考の価値ありだ。 Lagunawave の CEO Sean Ryan 氏は、 「現在米国で長距離電話会社に未加入の世帯数は、4,300万世帯にのぼる」とインタビューで語った。 多くは、 長距離電話サービスの金銭的負担から逃れるために加入しないという選択を取った人たちだ。 このような世帯は、 他州との通話が月々たったの9.95ドルに固定されるサービスを、 十分享受できるかもしれない。 母親からの電話を待っている息子や娘たちでさえ、 月々の料金を自分のクレジットカードで支払うようになるかもしれない。 こうなれば、両親の負担をなくし、発信は何度でも無制限にできる。 “ダイヤルアップで VoIP” の得点 庶民の観点からのみならず、 中小企業にとっても Chatter Bug は利点があるように思う。 当初想像した以上の利点があるだろう。 ・Skype ではほとんどの番号にかけられない Skype の長距離電話用のソフトウェアをインストールしても、 Skype ユ−ザーにしか無料通話はできない。 Skype を使って通常の電話と通話するには、SkypeOut という別のサービスを購入しなければならない。 これでは、米国およびカナダの番号にかけた場合、 1分あたり約2.2セントかかる。 しかも、ブロードバンド接続した PC が必要になる。 これにくらべて Chatter Bug の月々9.95ドルという定額料は、 かなりお得のように思える。
・ PC もインターネットアクセスもいらないChatter Bug は指サイズで、 プラスチックチューブの形をしている(写真、左)。 アナログ回線の電話端末と壁の差込口の間に接続する。 フリーダイヤルに電話し、プッシュフォンのボタンを数回押せば、 すぐにサービスを開始できる。ソフトウェアのインストールや設定も必要ない。 ・ヘッドホンやマイクロホンもいらない ほとんどの PC にはヘッドホンとマイクロホンは組み込まれいないので、 PC で VoIP を使うということは、ヘッドセットを購入し、 電話をかけるたびに装着しなければならない。 これにくらべて Chatter Bug は、 通常のプッシュフォン電話とその受話器を使用する。 ・親子電話で使う コードレス電話システムの親機に Chatter Bug を接続すれば、 コードレス子機全部で着信、 同じ定額料で長距離電話の発信ができる。 ・2箇所で使う 事務所が2箇所あったり、住居が通常用と休暇用と2つある場合、 Chatter Bug を使う両方の電話回線を登録すればいい。 「避寒者は、2個の電話番号を登録すればいい」と、 Ryan 氏は言う。 デバイスを使う回線の切り替えは、 すばやく電話局にすぐに伝える必要がある。 「将来的には、いろんな場所に Chatter Bug を携帯して使うことができるようになるだろう」と、 Ryan 氏は約束する。 ・停電時に使う 停電時、非常用電力用のディーゼル発電機がなかったら、 PC を使った VoIP は役に立たない。 しかし電話会社は、電話の電力用に別の回線を供給するため、 停電中でも使うことができることが多い。 Chatter Bug は電話回線からのみ電力を引いているので、停電時にも使える。 ・911 サービスがいつでも使える PC ベースの VoIP サービスでも、 米国内の電話から 911 にダイヤルすれば、 緊急電話回線につながるようになってきている (しかし Skype については、どの国でも緊急サービスへの接続はしていない)。 Chatter Bug は通常の固定電話につながるため、 デバイスを取り付ける前と同様、911 につながる。 ・セキュリティの心配は不要 リモートデジタル音声のトラフィックを企業ネットワークに取り入れたときの攻撃の可能性は、 そのほとんどが技術的な手段を用いれば防御できるだろうが、 それはこの記事の範疇を超えている。 しかし、 Chatter Bug を音声回線に加えてもユーザーへの不法侵入のリスクはない、 ということは言える。 Chatter Bug は、 3月に19.95ドルで米国で発売予定。 この19.95ドルには最初のひと月の使用料も含まれる。 Ryan 氏によると、米国で発売される機種は米国でしか使うことができないが、 同定額料で米国とカナダの番号にかけることができるとのこと。 カナダで米国とカナダの番号にかけることができる機種は、 3月末にカナダで発売予定、と同氏は付け加える。 米国とカナダ以外の国への通話は、 定額制が使えず分単位の料金が課せられる、と Ryan 氏は示唆する。 しかし、メキシコと英国などの国には、 安い分単位料金でかけられる Chatter Bug を今後発売予定だという。 米国とカナダへの通話は、今後も当初の定額料金を適用するつもり、 と Ryan 氏は言う。 ここで述べた機種は、消費者および小規模事業所用のものだった。
同社によると、
企業 PBX 電話システムで使うことができる大企業向けの機種は、
今年後半に発売予定だとのこと。
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