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2006年3月6日 10:00

iSCSI 対応ストレージ製品を強化、Microsoft が『WinTarget』を買収

著者Paul Shreadオリジナル版を読む海外海外発
Microsoft (NASDAQ:MSFT) は3日、String Bean Software (株式非公開) から『WinTarget』ソフトウェアを買収したと発表した。WinTarget は、Windows プラットフォーム向けに設計および最適化された、iSCSI (Internet Small Computer System Interface) 接続規格対応ストレージエリアネットワーク (SAN) ソリューションだ。買収の金銭的詳細は、明らかにされていない。

iSCSI 対応ソフトウェアについて見ると、Microsoft はこれまで、iSCSI イニシエータ技術の提供に集中してきた。しかし、今回の WinTarget 獲得により、iSCSI ターゲット技術も得たため、IP SAN 構築に必要な要素が揃った形だ。

「最近数四半期、iSCSI (対応ソフトウェア) の需要が伸び続けている」と、Microsoft の『Windows Server』部門グループ製品マネージャ Claude Lorenson 氏は言う。

そして、WinTarget の買収は、iSCSI ターゲット技術に対するユーザーからの「はっきりした」要求に応えたものだ、と背景を説明した。

ただし、今回の買収については、Microsoft が Fibre Channel や NAS (Network Attached Storage) など、ほかのストレージプロトコルよりも iSCSI を優遇していることを意味するわけではないという。同社は、Fibre Channel も NAS もサポートしている。Lorenson 氏は、次のように述べた。「わが社は、すべてのストレージプロトコルを完全サポートしている」

Microsoft は、WinTarget 技術をスタンドアロン型ソリューションとして販売せず、4月に出荷開始予定のサーバー OS『Windows Storage Server 2003 R2』と共にリリースする予定だ。Lorenson 氏によると、WinTarget はアドオン機能として、夏ごろに提供開始になりそうだという。

Microsoft は、WinTarget について、「ユーザーが、フル機能のストレージソリューションを短時間でインストールおよび構成設定できる、コスト効率の高いスケーラブルなソリューションだ」と謳い、次のようにも述べている。「(今回の買収は) わが社の『Windows Storage Server』製品ラインの拡大における自然な流れに沿ったものだ。そして、業界標準規格対応ハードウェア上で構築した高機能ストレージソリューションを主流にするために、広範なパートナー エコシステムと協力するという、わが社の真剣な取り組み姿勢を示すものでもある」

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