NAS システムの障害原因特定を自動化、EMC が「画期的」ソフトストレージ大手 EMC (NYSE:EMC) は、ネットワーク接続型ストレージ (NAS) 環境における障害原因特定と影響解析を自動化するソフトウェアの開発に成功した。あるアナリストは「偉業」と評価している。
業界筋の情報によると、EMC はこのソフトウェア『Smart IP Availability Manager for NAS』を3月第2週に発表する予定だという。 Smart IP Availability Manager for NAS は、EMC が IP ストレージシステム『Celerra』ファミリの新製品として6日に発表予定の NAS サーバーと連動する。同ソフトウェアの基盤になっているのは、EMC が買収したネットワーク管理ソフトウェア開発会社 Smarts の技術だ。 Smart IP Availability Manager for NAS は、Smart の『InCharge Common Information Model』(ICIM) および『Codebook Correlation Technology』(CCT) 技術を使っている。大きな特徴は、ユーザーが NAS 環境における障害原因を正確に見極め、ネットワークおよびアプリケーション レイヤー内の問題を解決できるようになることだ。 情報筋によれば、Smart IP Availability Manager for NAS は、EMC の Celerra 製品ファミリの NAS システム、ならびに Network Appliance (NetApp) の NAS システムで使え、それらシステムの障害およびその影響を、ネットワーク管理プロトコル SNMP を介して、リアルタイムで診断できるという。 Smart IP Availability Manager for NAS のもう1つの大きな特徴は、NAS デバイスがダウンした場合でも機能するため、修理時間やダウンタイムを短縮できることにある。これは、システムの常時稼動を必要とする企業にとって、大きな魅力だ。 できうる限り安定的にシステムを常時稼働させなければならない企業とって、システム障害の根本原因をコンピュータが自動的に特定できるソフトウェアの導入は、最近もっとも大きな関心事になっている。 こうしたソフトウェアを導入できれば、障害原因の分析をいちいち手動でやらねばならない負担や苦しみから IT スタッフを開放し、より重要な他の業務に専念させることができるからだ。 こうした技術を NAS システム用に実現したストレージメーカーは EMC が初めてであり、画期的と評価する声が業界内にある。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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