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Intel、中小企業から消費者まで視野に入れたストレージ製品発売Intel (NASDAQ:INTC) は、先ごろ閉幕した同社主催の開発者向けイベント『Intel Developer Forum』(IDF) で、マルチコアプロセッサおよびプロセッサアーキテクチャの展開計画や、消費者向けデジタル技術などで大いに話題を振りまいたが、それらの陰であまり注目は集めなかったものの、ストレージ製品に関して興味深い発表も行なっていた。
同社が IDF の席上で発表したのは、書棚に収まるほど小型の NAS ストレージ製品『Entry Storage System SS4000-E』だ。中小企業 (SMB) や一般消費者におけるストレージ需要増に応えるのが、同製品の狙いだ。 SS4000-E は、コントローラプロセッサに『Intel XScale 80219』を用い、ネットワーク接続ポートとして、ギガビットイーサネットを2ポート備える。ハードディスクドライブは、80GB もしくは250GB の SATA ドライブを最大4基内蔵でき、最大2テラバイトまで対応する。また『Windows』クライアント用のバックアップ/復旧ソフトウェアも付属する。 SS4000-E の内部で動作しているのは Linux (2.5カーネル) だ。対応プロトコルは CIFS/NFS/FTP で、Windows/Linux/『Mac OS』クライアント間で利用できる。 Intel の Digital Enterprise Group 副社長 Pat Gelsinger 氏は、IDF の席上で次のように述べた。「ストレージは今や600億ドル産業だ。しかしわれわれは、SMB および SOHO 市場に未着手の需要が存在すると気付いた。SS4000-E は大企業用途クラスの機能性を備えた、大衆向けの製品だ」 Intel は SS4000-E の直販を行なわず、再販チャンネルパートナー企業を通じて販売中だ。価格は販売業者による構成次第だが、Intel は希望小売価格帯として、700ドルから2000ドルという金額を示している。 SS4000-E は、大規模なデータや重要なデータの集約化を支援する製品で、標準的な NAS 技術を用いている。クライアントシステム用バックアップ/復旧アプリケーションは、『Windows 2000』『Windows XP』『Windows 2003』に対応し、システムのバックアップおよび復旧と、遠隔起動を行なえる。 また Intel は、業務用途以外にも SS4000-E が適する用途があると述べた。それは同社も推進している家庭デジタルエンターテインメント用途だ。写真やビデオライブラリをはじめ、音楽ファイルやゲームデータなどを用いている「技術面に精通した」一般消費者が、それらデータを集約し各種機器で共有するという目的に SS4000-E は適し、販売業者にとって顧客層拡大の機会になると Intel は述べている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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