japan.internet.com
ビジネス2006年3月13日 09:00
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

Intel、中小企業から消費者まで視野に入れたストレージ製品発売

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20060313/10.html
著者:David Needle
海外internet.com発の記事
Intel (NASDAQ:INTC) は、先ごろ閉幕した同社主催の開発者向けイベント『Intel Developer Forum』(IDF) で、マルチコアプロセッサおよびプロセッサアーキテクチャの展開計画や、消費者向けデジタル技術などで大いに話題を振りまいたが、それらの陰であまり注目は集めなかったものの、ストレージ製品に関して興味深い発表も行なっていた。

同社が IDF の席上で発表したのは、書棚に収まるほど小型の NAS ストレージ製品『Entry Storage System SS4000-E』だ。中小企業 (SMB) や一般消費者におけるストレージ需要増に応えるのが、同製品の狙いだ。

SS4000-E は、コントローラプロセッサに『Intel XScale 80219』を用い、ネットワーク接続ポートとして、ギガビットイーサネットを2ポート備える。ハードディスクドライブは、80GB もしくは250GB の SATA ドライブを最大4基内蔵でき、最大2テラバイトまで対応する。また『Windows』クライアント用のバックアップ/復旧ソフトウェアも付属する。

SS4000-E の内部で動作しているのは Linux (2.5カーネル) だ。対応プロトコルは CIFS/NFS/FTP で、Windows/Linux/『Mac OS』クライアント間で利用できる。

Intel の Digital Enterprise Group 副社長 Pat Gelsinger 氏は、IDF の席上で次のように述べた。「ストレージは今や600億ドル産業だ。しかしわれわれは、SMB および SOHO 市場に未着手の需要が存在すると気付いた。SS4000-E は大企業用途クラスの機能性を備えた、大衆向けの製品だ」

Intel は SS4000-E の直販を行なわず、再販チャンネルパートナー企業を通じて販売中だ。価格は販売業者による構成次第だが、Intel は希望小売価格帯として、700ドルから2000ドルという金額を示している。

SS4000-E は、大規模なデータや重要なデータの集約化を支援する製品で、標準的な NAS 技術を用いている。クライアントシステム用バックアップ/復旧アプリケーションは、『Windows 2000』『Windows XP』『Windows 2003』に対応し、システムのバックアップおよび復旧と、遠隔起動を行なえる。

また Intel は、業務用途以外にも SS4000-E が適する用途があると述べた。それは同社も推進している家庭デジタルエンターテインメント用途だ。写真やビデオライブラリをはじめ、音楽ファイルやゲームデータなどを用いている「技術面に精通した」一般消費者が、それらデータを集約し各種機器で共有するという目的に SS4000-E は適し、販売業者にとって顧客層拡大の機会になると Intel は述べている。
japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.