Microsoft、子供のオンライン行動を監視する無料サービスを発表Microsoft が、インターネット上の保護者になりたがっている。同社は14日、子供の安全を守る新サービス『Windows Live Family Safety Settings』の提供計画を明らかにした。Web ベースかつ無料の同サービスは、子供がオンラインで何をしているか親が見張れるようにするもので、今夏開始予定だという。
子供のオンライン行動に対する監視体制については、最近とりわけ強化を求める声が高まっており、ソーシャルネットワーキング サイト『MySpace.com』など、オンラインコミュニティへの風当たりも強くなっている。そうした状況下で Microsoft の今回の発表となったわけだが、同社 MSN 部門担当副社長 Blake Irving 氏は声明の中で、オンラインにおける子供の安全を守ることは、現代の家庭が直面する重大な問題だとの認識を明らかにしている。 Windows Live Family Safety Settings はフィルタリングサービスで、今年2月に最初のベータテストが始まっていたが、正式版は『Windows Live』の一環としての提供となる。Windows Live は、Eメール、インスタントメッセージ (IM) その他のオンラインアプリケーションを包括した Web ベースのサービス群だ。 Windows Live Family Safety Settings は、『Windows XP Service Pack 2』および『Windows Vista』ユーザーを対象とし、主に4つの機能からなる。その4つとは、コンテンツのフィルタリング、専門家によるガイダンス、オンライン活動レポート、および子供の連絡先管理だ。 1つ目のフィルタリング機能では、さまざまなカテゴリのコンテンツに対し、「許可」「警告」「遮断」のいずれかのフィルタ動作をするよう設定できる。設定は保護者が家庭内の若年ユーザー向けに行なうことが可能で、対象ユーザーがログインすると有効になる。 2つ目については、米国小児科学会 (AAP) などに属する児童問題の専門家が、年齢に適した制限を設定するためのガイダンスを保護者に提供する予定だ。 3つ目のレポート機能を使えば、保護者が子供のオンライン行動をチェックすることができる。 4つ目の連絡先管理機能は、『Windows Live Mail』『Windows Live Messenger』『Windows Live Spaces』を使って子供が連絡を取り合う相手に関し、保護者が「連絡許可リスト」を作成して制御できるものだ。 Microsoft の Technology Care and Safety Group 担当ゼネラルマネージャ Ryan Hamlin 氏は声明の中で、「当社はテクノロジ企業であり、子供の発達に関する専門家を気取るつもりは毛頭ない」と述べ、Microsoft がサービス提供に際して AAP などから支援を受けていることを明かしている。 Windows Live Family Safety Settings の競合製品としては、LookSmart の『Net Nanny』や SurfControl の『CyberPatrol』のほか、Symantec、McAfee、Trend Micro などのセキュリティ対策アプリケーションがある。 関連記事 最新トップニュース
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