ADIC、データ重複除外技術を持つ Rocksoft 買収へストレージソリューション会社 Advanced Digital Information Corporation (ADIC) は14日、オーストラリアの Rocksoft を現金約6300万ドルで買収すると発表した。企業において急増するデータ処理需要に応えるのが狙いだ。
ADIC (NASDAQ:ADIC) は、異種ベンダー製品環境に対応したデータ管理ソフトウェアや、テープライブラリ、ハードディスクドライブを用いたバックアップストレージを手がける会社だ。 一方 Rocksoft は、データ重複除外ソフトウェアを開発している会社だ。同ソフトウェアを用いて、重複するデータを発見し削除すると、ディスクリソースおよびデータ転送ネットワークを効率良く利用できる。ADIC によると、多様なストレージリソースにおけるデータの管理/移動/維持/保護といった処理の効率化のために、Rocksoft の技術を利用する計画という。 ADIC はデータ重複除外について、発表の中で次のように述べている。「バックアップや復旧、長期保管、常時データ保護 (CDP)、法令遵守のための信頼性のあるデータ維持など、幅広いデータ保護/維持用途において、確実に重要な役割を担うことになる新たな技術だ」 同技術はまた、データ転送の効率化という点から、遠隔データ複製や広域ネットワーク (WAN) 最適化といった用途でも役立つ可能性がある。広域ファイルサービス (WAFS)、WAN 最適化、遠隔データ管理/保護などは、このところストレージ市場において最も活発な分野で、先日データ インフラ ソリューション会社の McDATA も、Riverbed および FalconStor との OEM 契約を通じてこの分野に参入している。 ADIC によると、Rocksoft の特許技術『Blocklets』ソフトウェアのデータ重複除外エンジンは、ストレージ製品やデータ転送製品と簡単に統合できるという。ADIC は、Rocksoft の技術を自社製品と統合し、ライセンス供与先に提供する計画だ。 ADIC の CEO (最高経営責任者) Peter van Oppen 氏は声明の中で、「Rocksoft の専門性と重複除外ソフトウェアが加われば、リソース効率を大幅に高めた新ソリューションを投入できる。当社がこれまで手がけてこなかったストレージ用途分野において、この技術の可能性を全て押し拡げるため、パートナー企業やライセンス供与先を活用する計画だ」と語った。 関連記事 最新トップニュース
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