Webビジネス2006年3月20日 09:00
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Sun ソフトウェア担当副社長、Adobe の副社長に転身

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著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
グラフィックソフトウェア大手 Adobe Systems が幹部人事戦略で成功し、Sun Microsystems のソフトウェア部門担当副社長 John Loiacono 氏を、『Photoshop』『Flash』などコンテンツ制作者向けソフトウェア担当部門の責任者として迎えることになった。

Loiacono 氏は、Creative Solutions 部門担当の上級副社長に就任し、「デザイン」「Web」「イメージング」「映像」「音声」事業を統括する。

Creative Solutions が扱っている製品には、『Adobe Creative Suite』『Macromedia Studio』『Adobe InDesign』『Adobe Premiere Pro』『Adobe Illustrator』『Macromedia Flash Professional』『Macromedia Dreamweaver』などがある。

Loiacono 氏 (44歳) は、Sun 勤務が19年に及ぶ業界ベテランだ。最高マーケティング責任者など要職を歴任し、直近ではソフトウェア部門担当副社長として、『Solaris』OS や『Java Enterprise System』(Java ES) スイート、Java 開発ツール、『Star Office』などの開発に貢献してきた。

Sun によると、Loiacono 氏は3月24日まで同社に在職するという。

Sun は、Loiacono 氏の後任探しを社内外で開始した。後任が見つかるまでは、社長兼 COO (最高業務責任者) の Jonathan Schwartz 氏がソフトウェア部門担当副社長を兼務する。

同社の広報は、Eメールの中で次のように述べている。「Sun に多大な貢献をしてくれた Loiacono 氏に感謝したい。新天地における活躍を祈っている」

Adobe について見ると、Loiacono 氏の獲得は、同社が新プラットフォーム『Adobe Engagement Platform』の拡大を狙っていることを示す新たな証と言える。同プラットフォームは、Adobe の PDF ファイルと、同社が昨年 Macromedia を買収して得たマルチメディア ソフトウェア Flash を核に、多様なメディアを組み合わせて、訴求力の高いデジタル体験の開発と配信を可能にするものだ。

Adobe が目指しているのは、デジタル文書ソフトウェアとデジタル メディアの融合を使って、デスクトップパソコンやノートパソコンおよびモバイル機器を介して、人目を引く文書をユーザーに配信することにある。

Loiacono 氏は、こうした戦略の舵取りに加わる。

Adobe 社長兼 COO の Shantanu Narayen 氏は、声明で次のように述べている。「Loiacono 氏のリーダーシップが加わることによって、わが社はコンテンツ制作者向けソフトウェア市場全般で革新を続け、ワークフローを簡素化する統合スイートを提供できる。それとともに、競合他社の先を行く最先端の新製品機能を提供して、顧客に喜んでもらえる」


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