Microsoft の発表によると、Sinofsky 氏は同社のサービス戦略を支えるため、CTO (最高技術責任者) の Ray Ozzie 氏や Windows Live Platform Group 担当副社長 Blake Irving 氏と密接に連携しつつ、組織内の垣根を越えて責務を果たすという。
今回の再編について、Windows Vista の出荷遅延に端を発するものと推測する専門家が多い中で、調査会社 JupiterResearch のアナリスト Joe Wilcox 氏は、出荷遅延と組織再編のタイミングが、たまたま重なっただけとの見方を示し、次のように語った。
「Windows Vista の出荷遅延に直接関係すると考えるには、あまりに再編の規模が大きい。出荷遅延の有無にかかわらず、今回の再編は進行したと思う」
Windows Live は、Web ブラウザを介して利用できるホスティング型サービスで、現在 Microsoft が推進している戦略だ。
Johnson 氏は、次のように語っている。「Windows Live プラットフォームの能力を広げること、広告面で到達範囲と影響力を強化すること、検索機能の強化を継続すること、そして当社の経営インフラを増強すること、これらはいずれも当社の長期的な成功に欠くことはできない」
なお Windows Vista の出荷については、滞り無く出荷できるよう Core Operating System Division (新生 PSD 部門内の事業グループ) 担当副社長 Brian Valentine 氏が引き続き指揮を執る。前出の Allchin 氏は2007年に退職するまで、Vista 出荷に向けた年内作業を進めるため、Valentine 氏と緊密に協力していく。