Microsoft (NASDAQ:MSFT) は24日、次期生産性スイート『2007 Microsoft Office』の出荷予定を延期し、OEM および小売チャンネル向けの出荷が、次期クライアント OS『Windows Vista』の一般消費者向け版と同じ2007年1月になると発表した。
同社は21日、Windows Vista 一般消費者向け版の出荷を2007年1月に延期すると突然発表したばかりだが、Office についても同時期に延期することが確定した。
Microsoft は当初、2007 Microsoft Office と Windows Vista の出荷を、2006年第4四半期に予定していた。Windows Vista の出荷延期、プラットフォームおよびサービス部門 (PSD) の再編、そして 2007 Microsoft Office の出荷延期という、相次ぐ爆弾発表にハイテク業界は騒然としている。
同社は声明の中で、2007 Microsoft Office の開発を10月に完了させ、企業向けに関しては、同月からボリュームライセンスを通じて提供すると述べている。企業向けの出荷だけは年内に開始する点も、Vista の場合と同様だ。
Windows Vista と 2007 Microsoft Office の同時出荷延期は悪材料といえるが、一方で包括的なユーザー体験を提供するという同社の考え方における両製品の連携を、際立たせる結果となった。Vista の出荷延期に合わせて、Office の出荷も先に延ばし、さらに完成度を高めようとしているのではと見る向きもある。
調査会社 Jupiter Research のアナリスト Joe Wilcox 氏は、自身の Blog『Microsoft Monitor』の中で、今回の発表は文字通りの出荷延期ではないとの考えを示した。
「(2007 Microsoft Office と) Windows Vista の出荷タイミングを揃えるのは、理にかなっている。『Windows Live』、『Office Live』、Windows Vista および 2007 Microsoft Office の足並みを揃えるのだと、私はみている」と Wilcox 氏は語った。