| Webビジネス | 2006年3月27日 09:00 |
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『Vista』のリリース延期で、Apple が漁夫の利? 著者: David Needle オリジナル版を読む ▼2006年3月27日 09:00 付の記事 ■海外internet.com発の記事 「Intel 製プロセッサ。長年 PC という冴えない小箱に閉じ込められ、退屈でとるに足らない仕事を従順に行なってきた……」。初めて Intel 製プロセッサを搭載した『Macintosh』(Mac) のコマーシャルの中で、最近 Apple Computer が流している挑戦的な台詞だ。 だが、この台詞も、Microsoft が抱える問題を知っていたならば、おそらく次のような下りが加わっていただろう。「……またもやリリース時期が延期された『Windows Vista』を待っている冴えない小箱……」 これら「冴えない」小箱のメーカーの多くは、Microsoft が Vista のリリースを延期し、さらには『2007 Microsoft Office』もリリース延期したことを受け、落胆したのは間違いない。このリリース延期によって結局、今年暮れのホリデーシーズンには、消費者向けおよび中小規模企業向けてとして予定していた、Vista/2007 Microsoft Office 搭載 PC を販売できなくなるからだ。 リリースの延期が、例年なら大量の需要が期待できるホリデーシーズンにおける PC の売上に、どれほど影響を及ぼすか定かではないが、歓迎される展開ではない。 「第4四半期のハードウェア販売台数に悪影響を与えることは、疑いの余地がない」と指摘するのは、Creative Strategies のアナリスト Tim Bajarin 氏だ。同氏は、取材に応えて次のようにも述べている。「しかし、ハードウェアメーカーが (Microsoft に) 圧力をかけ、この難局の救済策を迫っているのは間違いないと思う」 「Microsoft は今秋、新規購入されるパソコンに対して、Vista へのアップグレード用に10ドルから20ドル相当のクーポンないし、それに相当するものを提供せねばならないだろう」と Bajarin 氏は言う。 しかし、今年のホリデーシーズンにパソコン (PC/AT互換機) 購入を予定している人の中には、別の選択肢、たとえば Intel プロセッサを搭載した新型 Mac など、を考慮に入れないだろうか? この点について、業界アナリストは、Apple があっと驚くほど魅力的な機能付きの新型モデルを出すとか、きわめて野心的な価格設定をしない限り、Vista のリリース延期は Mac の販売台数にさほど大きな影響を及ぼさない、と見ている。 それに、もし Apple がそうした攻勢に出たとしても、小売店の多くは Mac を扱っていない。大手小売チェーン店の Best Buy や Circuit City など、オフィス用品販売チェーンの利用客にとって、パソコンとは PC であり、Mac ではないのだ。 Mac を販売しているのは、Apple のオンラインストアと直営店、CompUSA と Micro Center などに限られている。Apple は、この件についてノーコメントだった。 Current Analysis のアナリスト Matt Sargent 氏は、次のように述べている。「Vista のリリース延期によって、Apple の (Mac) 販売台数が増える可能性がある。もし同社が、テレビチューナーや『TiVo』のような機能の付いた『Mac mini』を出したら、非常に面白いことになるだろうし、同社にとって素晴らしいホリデーシーズンになる可能性がある」 NPD Techworld のアナリスト Stephen Baker 氏によれば、米国の小売パソコン市場における Apple のシェアは、現在6%から7%だという。 Baker 氏は、Apple が今年ホリデーシーズンに好調な売上実績を得る態勢にあると認めながらも、Vista のリリース延期の影響は無視できるほど軽微だろうと述べた。 |
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