Webビジネス 2006年3月28日 14:00

Microsoft、サーバー市場で強気の攻勢

著者: Michael Hickins  オリジナル版を読む
2006年3月28日 14:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

企業向けサーバー市場での製品需要が増加している背景を受け、Microsoft が教育および州/地方行政関連の顧客に対し、積極的な攻勢をかけつつある。

Microsoft が市場シェア拡大に向けて着目しているのは、Novell のネットワーク OS『NetWare』を現在あるいは以前に導入している顧客だ。IDC の最新調査でも、UNIX から Windows への移行件数が、他の OS への移行件数を初めて超えたとの結果が出ている。

先週、Novell が年次ユーザー会議『BrainShare』を開催した時期に合わせ、Microsoft は 同社が Novell から2005年に180万アカウント、過去2年間ではトータルで330万アカウント奪った事実を明らかにした。

Microsoft のプラットフォーム戦略ディレクタ Ryan Gavin 氏によれば、この傾向はNovell が最近、市場に対し混乱を招くような態度をとっている結果だという。

Novell は NetWare を「少なくとも2015年まで」サポートする計画を繰り返し強調しているが、同社が『SUSE Linux Enterprise Server』をベースにした『Open Enterprise Server』(OES) に主眼を置いていることは明らかだ。

Microsoft はこれを、行政および教育関連市場でのシェアを増やす機会と捉えている。NetWare を導入している行政/教育機関は今、製品のアップグレードが近い将来なくなる事を知りつつ NetWare 環境にとどまるか、あるいは SUSE Linux ベースの OES にアップグレードするか決断を迫られているからだ。

さらには、NetWare と SUSE Linux を同梱するという OES の2面的アプローチが顧客の気持ちを遠ざけている、と Gavin 氏は主張する。

「Novell の顧客は同社の展望を受け入れておらず、当の Novell も自らの展望を明確にしきれていない」

「顧客の視点からすれば、これは非常に混乱を招くものだ」と Gavin 氏は取材に対して語った。

一方、Novell の広報担当 Bruce Lowry 氏は、顧客が混乱しているとの意見を否定している。

「当社の戦略がどういうものか、顧客は完全に理解している」と Lowry 氏は取材に対して語った。

その戦略とは、顧客が希望する限り NetWare でアプリケーションを利用できるオプションを残す一方、NetWare から SUSE Linux へのアプリケーション移行を顧客に促していくというものだ。



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