ゲーマー向けの無音 PC は難しいが…PC ファンの低騒音がうるさく、
職場での仕事の集中力を妨げる大きな原因になっている、と前回書いた。
しかしある専門メーカーが、
冷却ファンいらずでほとんどすべての雑音を消す、
新型の PC ケースを1月に発表した。
この PC ケースは、精巧なアフターマーケットの放熱板、無音の電源、 ほぼ無音の CPU ファンで知られる、 韓国の Zalman Tech が開発したもの。 新型ケースは TNN 300 という名前で、ファンなしで部品を冷却する。 TNN とは「Totally No Noise」(まったく音なし)の頭文字だ。 私はロサンゼルスに飛び、 Zalman USA のエグゼクティブにインタビューした。 また TNN 300 を購入し、 重たい部品を内蔵させ自分のオフィスでテストしてみた。 今週はその結果をお伝えする。 無音の PC を組み立てる TNN 300(写真参照)は、
およそ標準ミニタワー型の PC の大きさで、
広く普及している microATX というマザーボードを収納できる。
しかし、これ以外は通常の PC ケースとまったく異なる。
ケース表面はすべて厚いアルミニウム製である。 4面がギザギザのアルミニウムパネルで囲まれ、 そこからシステムが発する熱を放出する。 CPU、グラフィックスボード、電源、 そして Northbridge のマザーボードインターフェイスには、 冷却ファンの代わりとなる純銅製の放熱板が、 ケース外側のパネルに直接貼られており、そこから無音で熱が逃げる。 オレゴン州ポートランド近郊にある TNN ケースを販売する店舗中、 米国最大のコンピュータストア Cool Tech PC(endpcnoise.com)にて、 購入した TNN 300 に部品を組み込んでもらった。 どんな部品を組み込んだらいいのか検証するため店舗を訪れ、 ゼネラルマネージャの Jon Schoenborn 氏、 テクニカルスーパーバイザーの Pete Nickol 氏、 そしてセールスマネージャの Darin Rohatinsky 氏にインタビューした。 結局、無音の PC を望むなら、 最高温になる最速のハードウェアをTNN 300 に搭載するとだめだ、ということだ。 Cool Tech の専門家たちは、 パフォーマンスと静けさの両方を得ようと、 Zalman の TNN 300 および(巨大で高価な)前モデルの TNN 500AF を数か月にわたり調査している、と言う。 色々話し合った結果、われわれは以下のようなシステムを組み立てることに決定した。 ・マザーボード TNN 300 は、物理的にはすべての microATX フォームファクタに対応するが、 内蔵型受動冷却装置付きで、 CPU やその他の部品の放熱板をケース外側に貼るのに邪魔となる障害物がないマザーボードに限定される。 Zalman は適合しないマザーボードの特徴を示した図と適合するモデルの表を提供している。 「われわれが選択した MSI ボードには、VRM(voltage regulatory modules:電圧調整モジュール)に大型の放熱板が付いている」、 と Nickol 氏は説明する。 これにより、忘れられやすいマザーボードの電力変換装置を冷却するのだ。 VRM の放熱板を取り付けたくても、 取り付けるためのネジ穴さえ付いていないマザーボードが多い。 テストシステム用として、 4GB RAM まで対応可能な MSI RS482M4-ILD マザーボードを搭載することにした(手始めに 1GB を搭載)。 ・CPU Cool Tech の Nickol 氏はこれに反論する。 関連記事 最新トップニュース
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