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Webビジネス2006年4月10日 09:00

『SQL Server』のモバイル版、Microsoft が無償提供へ

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Microsoft は6日、データベースソフトウェア『SQL Server』製品ファミリに、新しいモバイル版『SQL Server Everywhere Edition』を加え、今年後半に無償リリースする計画を発表した。

SQL Server Everywhere Edition は、企業向け SQL Server 製品モバイル版『SQL Server Mobile』の機能を減らしたもので、ダウンロードも利用も無料になるという。Microsoft は、すでに PDA をはじめ多くの携帯型コンピュータが搭載している『Windows Mobile』の一部として、SQL Server Everywhere Edition をモバイル端末に組み込む計画も明らかにした。

同社の SQL Server マーケティング担当ディレクタ Illya Bukshteyn 氏は、取材に対し次のように述べている。「モバイルアプリケーションに単一ファイルとして文字どおり組み込み可能な、軽量かつ超小型のデータベースを求める声が、わが社に多く寄せられていた。われわれは SQL Server Everywhere Edition でそうした声に応えた。レポート機能やビジネスインテリジェンス (BI) 機能を備え、かつアプリケーションを運用できるデータベース製品が、無料で提供されることは非常に珍しい」

SQL Server Everywhere Edition は、無料で利用できるが、SQL Server 製品ファミリの他エディションにアクセスしたり、それと同期するには、クライアントアクセス ライセンス (CAL) が必要となる。Microsoft は、ユーザー単位のライセンスと、クライアント機器単位のライセンスの両方を提供している。

SQL Server Everywhere Edition 普及の鍵を握るのは、サードパーティのアプリケーションだろう。Microsoft はすでに昨年11月、無料のデータベース製品『SQL Server 2005 Express Edition』をリリースしている。Bukshteyn 氏によると、リリース以来 Express Edition のダウンロード数は200万件を超え、開発者のコミュニティが「急成長中」だという。だが SQL Server Everywhere Edition の省スペース性と機動性は、それよりさらに多くの人々にアピールする可能性が高い。「われわれは SQL Server Everywhere Edition で1ランク前進したと思う」と Bukshteyn 氏は述べている。

SQL Server Everywhere Edition は、現行の「サーバー」「デスクトップ」「タブレット」「モバイル」端末向け版、いずれの『Windows』OS でも動作する。Microsoft によると、必要なストレージ容量はわずか1-2メガバイトに過ぎないという。

なお、Microsoft は同じ6日、データベースアプリケーションの高可用性を保証する技術『SQL Server AlwaysOn Technologies』、およびその認証プログラムを発表した。同社によると、基本的にこのプログラムは、サーバーハードウェアなど OEM メーカーの製品における SQL Server の可用性の高さを認証するものだ。認証を受けた OEM メーカーは、認証製品であることを表示してマーケティングに役立てることができる。同プログラムの提供は、6月にボストンで開催する総合テクニカルコンファレンス『TechEd』で開始する予定だという。

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