ケーブル4社、Sprint との提携による携帯電話サービスの試験開始へ大手ケーブル4社が今年、ワイヤレスの力を借りて、競合する電話会社の台頭をはばもうとしている。Time Warner の子会社 Time Warner Cable、Comcast、および Cox Communications、Advance/Newhouse Communications (Bright House Networks を運営) は、音声/動画/ブロードバンド インターネットの「3点セット」に携帯電話向けサービスを加えることで、ケーブル会社の市場を侵食する電話会社に反撃を挑む構えだ。
4社はまず、携帯電話向けサービスに対する加入者の関心を見極めるべく、いくつかの試験プログラムを開始する意向で、一部企業はすでに計画の詳細を明らかにし始めている。 プログラムの基盤になっているのは、4社が昨年11月、かねてからの噂どおり 通信大手 Sprint Nextel (NYSE:S) と結んだジョイントベンチャー契約だ。契約のもと、今年中に携帯電話向けサービスの地域試験がスタートする。契約期間は20年にわたり、ケーブル4社と Sprint Nextel がそれぞれ1億ドルずつ、計2億ドルを投資する。 試験サービスではさしあたって、ケーブル加入者にテレビと Eメール機能を提供するという。 Time Warner Cable はテキサス州オースチンとノースカロライナ州ローリーで、また Comcast はニューイングランド地方のある都市 (名前は非公表) で試験サービスを開始する。Cox Communications と Advance/Newhouse は、試験の開始地を明らかにしていない。 試験サービスは、Sprint Nextel の携帯電話から利用できる Eメールやテレビ番組表といった機能も盛り込み、各ケーブル会社に合わせてブランド化するという。また、サービス名は今回のジョイントベンチャーが掲げる「(各種サービスの) 収束」というビジョンを反映したものになると、Sprint Nextel 広報の Aimee Metrick 氏は述べている。 Metrick 氏によれば、試験の期間は未定だという。他の携帯電話サービス会社の加入者に対して、ケーブル経由の3点セットに携帯電話を加えた4点セットの割引試用を提供するかどうかについては、Sprint はコメントを避けた。 Verizon Wireless や AT&T、Cingular Wireless、T-Mobile といった携帯電話各社は、高額な契約解除料金や魅力的な通話プランによってユーザーを囲い込んでいるため、ケーブル業界がそこからユーザーを奪い取るには、この種の割引が必要だと見るアナリストもいる。 ワイヤレスは「ケーブル会社が持っていない唯一のピース」だと、調査会社 Gartner の主席アナリスト Amanda Sabi 氏は述べた。Verizon、AT&T などの電話会社も、ファイバ経由での動画配信の試験や提供を徐々に開始しているが、テレビ機能の提供では対するケーブル業界が一時的なリードを奪っている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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