japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2006年4月12日 13:50

HP、業種に特化した SOA フレームワークを発表

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
サービス指向アーキテクチャ (SOA) 戦略の成熟にともない、そうした戦略を実行するための製品だけでなく、分散コンピューティングを用いる特定業界をターゲットにするベンダーも出始めた。

Hewlett-Packard (HP) は11日、金融サービス、ネットワークサービス プロバイダ、製造/販売、公的機関の各業種に合わせて設計したという SOA フレームワークを発表した。HP の IT 管理スイート『OpenView』のソフトウェアを用いたものだ。

一般的な SOA モデルと同じく、HP のフレームワークも、顧客がソフトウェア アプリケーションを統合し、業務を合理化するのに役立つ設計となっている。

また、HP のサービス コンサルティング/統合事業担当ディレクタ、Terri Schoenrock 氏によれば、このフレームワークを使えば、旧式アプリケーションに閉じ込められたデータを取り出し、顧客やパートナー、サプライヤの間での通信や情報共有を向上できるという。

新フレームワークを各業種別に見ていくと、まず『HP Open Bank』と『HP Open Payments』は、『Microsoft .NET』や『BEA WebLogic』の『J2EE』プラットフォームを用いて、銀行のチャネルアプリケーション統合を向上させるというものだ。

ネットワークサービス プロバイダ向けには、無線/有線/ブロードバンド事業者が各顧客向けにパーソナライズしたサービスを開発できる2種類の SOA フレームワーク、『HP Service Delivery Platform』(SDP) と『HP Integrated Service Management』(ISM) がある。

SDP は、ネットワークインフラ、共通プラットフォーム機能、複雑なサービス開発/提供プロセスを統合することで、事業者がより迅速にソリューションを市場に出すのに役立つ「青写真」を提供するものだ。

一方の ISM は、業務とビジネス支援システムを統合し、通信事業者のネットワークおよびサービス管理を支援するフレームワークだ。また、料金請求や関連ネットワーク利用管理の向上にも役立つという。

製造/販売業界向けの『Manufacturing and Distribution Industries (MDI) reference architecture』(MIRA) は、製造コラボレーション ソリューションの配備と維持を確実にできるようにするもので、BEA Systems や Microsoft、Oracle、SAP のソフトウェアを採用している。

政府機関向けフレームワークは、各機関が既存の旧ソフトウェアを使いながら、新しいオンラインサービスをより簡単に提供できるようにすることで、政府の業務プロセスを最新化するものだ。

HP は、一部専門家が好況と見る SOA サービス市場において、IBM、Sun Microsystems、Microsoft、BEA Systems などと競合している。調査会社 IDC によれば、SOA サービス関連の対外支出は、2010年までに全世界で338億ドルを超える見込みという。

プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
厳選した九州のお野菜とお米をお届け
厳選した九州のお野菜とお米をお届け 野菜の木では、老舗料亭 沙羅の木が厳選した九州のお野菜とお米をお届けします。 毎週、隔週での定期のご購入も可能です。 入会費、年会費、送料、荷造手数料は無料です。
注目のトピックス
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.