EMC、ストレージ運用のオンサイト管理サービス提供開始ストレージシステム大手 EMC は12日、コスト効率の高い情報インフラ管理を実現する管理型サービス群『EMC Managed Services』の提供開始を発表した。新サービス群は、同社の業務サービスを拡大するもので、専門職の担当者が顧客側に出向き、データ管理の手助けを行なう。
同社が EMC Managed Services で提供するサービス群は、データ作成から破棄までを管理する情報ライフサイクル管理 (ILM) 戦略の実施を支援するものだ。法規制遵守に伴う業務記録保持に頭を悩ます企業向けの製品を扱っているベンダーにとって、ILM は注目の分野だ。 EMC は数年前から、ILM が必須戦略だと謳っている。そして2005年を通じ、ハードウェア/ソフトウェア/サービスの売上が伸びるという形で、ILM を推進する同社の方針は功を奏してきた。一例を示すと、同社の2005年通期決算によれば、サービス事業売上は前年比で21%増えたという。 同社は、ソフトウェアやサービスを含めた情報ストレージ市場で、IBM/Hewlett-Packard (HP)/Hitachi Data Systems などの競合他社に遅れをとるまいと取り組んでいる。 EMC Managed Services で提供するサービスは、『EMC Residency Services』『EMC Managed Utility Service』『EMC Storage Management Services』の3種だ。 まず EMC Residency Services だが、これは日常のストレージ運用や情報インフラの最適化を支援するため、EMC から専門知識を備えた担当者を、顧客企業側に派遣するサービスだ。 EMC の派遣員は、「リソース管理」「ストレージ プロビジョニング」「ストレージ監視」「毎週の状況報告」「設定」「容量およびストレージに関する報告作成」「顧客サポート」「障害対応」「原因分析」「ストレージ管理の文書化」「ストレージ業務統合」といった職務を行なう。 次に EMC Managed Utility Service は、オンサイトサービスと、必要に応じたストレージリソースの調達を組み合わせたサービスだ。 同サービスは、利用した分の料金を支払う「ユーティリティ モデル」のサービスで、EMC がストレージ環境を管理し、顧客企業のデータセンターにあらかじめストレージリソースを配備する。従って、無駄な支出を抑えることができるばかりか、リソース配備の変更時に起きがちな問題も回避できる。 サービス料金は、EMC の担当者配備数、および同社の追跡ツールが通知する実際のストレージ消費量によって決まる。 最後に EMC Storage Management Services は、顧客企業の現場にサービス職員を配置し、あらかじめ取り決めたサービス測定基準に応じて、包括的なストレージ管理サポートを提供する。 同サービスの契約期間は3年以上で、100テラバイト以上のストレージ環境が対象だ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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