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ビジネス2006年4月17日 09:00
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AOL、批判メール遮断疑惑を否定

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20060417/12.html
著者:Roy Mark
海外internet.com発の記事
AOL は14日、DearAOL.com Coalition へのリンクを含む Eメールの送信を意図的に遮断したとの疑惑を否定した。DearAOL.com Coalition は、配信保証 Eメール受信に有料オプションを設けるという AOL の計画に反対するユーザーの連合団体だ。

DearAOL.com Coalition は前日 (13日)、同団体の Web サイトへのリンク入り Eメールを AOL が遮断したとして、同社を非難し、次のようなプレスリリースを発表していた。

「(有料配信オプション計画に反対し、計画取りやめを求めて) AOL あての公開状に署名した150人以上の人が、AOL ユーザー仲間にメッセージを送ったところ、送信が『恒久的に失敗した』というメッセージが返ってきた」

これに対して、AOL の広報担当 Nicholas Graham 氏は、Eメールが送信者に戻ったことは認めたが、その原因はソフトウェアの誤作動だったと述べた。そして、その誤作動問題は解決したとして、次のように語っている。

「現在 Eメールは通常どおり配信されている。われわれは13日に技術的な問題を発見し、同日夕方までに解決した」

Graham 氏によれば、この誤作動問題によって影響を受けた Web サイトは50以上にのぼるが、(それら Web サイトには)「まったく共通点がない」という。

今回の騒ぎの背景には、AOL が今年2月、「Eメールサービスに有料の配信保証オプションを加える」と発表し、大論争を巻き起こしていた経緯がある。このオプションとは、企業がいわばデジタル切手のようなものを購入し、顧客宛て Eメールの配信保証を受けられるようにするものだ。その発表から2か月以上経ったが、まだ実施には至っていない。

AOL は同オプションについて、インターネットに蔓延するスパムや ID 詐欺を減らすためのものと説明するとともに、同社の合法メール送信者データサービス『Whitelist』と『Enhanced Whitelist』については、今後も無料で提供し続けると強調している。

この有料配信オプションは、発表されるやいなや、電子フロンティア財団 (EFF)、MoveOn.orgFree Press米国銃所有者協会 (GOA) をはじめ、多数の団体から批判を浴びた。前述の DearAOL.com Coalition は、この発表を受けて2月中旬に発足した同盟組織だ。加盟者数は、AOL 会員を含め、1500万人を超えている。

同団体によれば、AOL の有料配信オプション計画を阻止するためのキャンペーン開始以来、35万人を超えるインターネットユーザーが反対する書面に署名したという。
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