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ビジネス2006年4月20日 13:30
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Google、モジュール拡張に対応した検索アプライアンスの新版発表

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著者:Michael Hickins
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検索最大手 Google (NASDAQ:GOOG) は19日、企業向け検索アプライアンス『Google Search Appliance』(GSA) の新バージョンを発表した。新機能の目玉は、特定用途検索モジュールプラットフォーム『Google OneBox for Enterprise』だ。同社は OneBox の提供について、GSA の重要な機能追加にあたると述べた。

Google の企業分野における取り組みは、成果を上げつつある。同社は現在、企業顧客を3000社以上擁し、Google Enterprise 部門における2005年の売上は、2004年に比べて倍増したという。

OneBox は、情報リソースに合わせて作成したモジュール (OneBox モジュール) を組み込むことにより、GSA で検索を行なう際、平文検索では賄えない、各リソースに適した情報抽出を実現する。今回 GSA における OneBox の登場に伴い、Cisco Systems、Cognos、Employease、NetSuite、Oracle、salesforce.com、SAS などの業務用システムベンダーが、それぞれの製品に対応した OneBox モジュールを提供している。

また OneBox モジュールの開発を支援するため、Google は開発者向けポータル『Google Enterprise Developer Community』において、API 仕様『Google OneBox for Enterprise API』を公開した。

Google Enterprise 部門担当副社長の Dave Girouard 氏は、OneBox の特長として、企業内で単一もしくは複数の情報リポジトリに埋もれている可能性のある情報を見つけ出すのに、困難を伴いかねないという問題を解決すると述べた。こうした情報リポジトリの具体例としては、Eメールのほか、イントラネット内の顧客関係管理といったアプリケーション データベース、あるいはポータルなどだ。もちろん、ユーザーのパソコンもその範疇に入る。

Girouard 氏は OneBox について、「統一形式により、あらゆる種類の情報を確実にユーザーの手に渡すための場」と述べた。

観測筋は、各種アプリケーション間を横断する検索能力が、企業ユーザーの生産性向上に寄与するという点については認めている。しかし、Google が一般消費者向け市場で培った優れた技術力を、企業向け市場でも発揮できるのかについて、検索対象情報の規模が異なる点などを理由に疑問視する声も一部から出ている。

OneBox を備えた GSA の新バージョンは、最小構成価格が3万ドルとなっている。同製品は、イントラネットに配備することで、ファイルサーバー/コンテンツサーバー/各種業務用アプリケーションに存在するあらゆる情報をインデックス化できる。またネットワーク管理者は、個々のユーザーまたは部門ごとに、アクセス権を制限するなどの設定ができる。なお Google は19日、中小企業向けの検索アプライアンス『Google Mini』についても、高性能化と小型化を果たした新モデルの出荷開始を発表している。こちらの最小構成価格は1995ドルだ。
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