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2006年4月24日 09:00

IBM、ストレージ圧縮ソフトウェア『Venom』で EMC に反撃

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
IBM (NYSE:IBM) は24日、ストレージ圧縮ソフトウェア『Venom』(開発コード名) を発表する。長年ライバル関係にある情報システムベンダー EMC (NYSE:EMC) が最近2年ほど、データ管理ソフトウェア市場で IBM のシェア浸食を続けていることに対する反撃だ。

取材で入手した IBM のメモによると、Venom はユーザーのストレージハードウェアの費用および使用量を半減できるという。

Venom は、IBM が自社のメインフレームマシンで使っていた技術を応用したものだ。データ行を圧縮することによって、サーバーの CPU 処理能力を上げるとともにメモリ帯域を増やす。

この技術は、すでに IBM の次世代データベースサーバー『DB2 Viper』(開発コード名) に搭載されている。同サーバーは現在、顧客およびパートナー企業がテストドライブ版を試しているところだ。

これまで IBM は、DB2 を、データベース分野におけるライバル Oracle および Microsoft に対抗する武器として位置づけてきた。だが、Venom については次のように述べている。

「Venom は、データベース分野における以前からのライバル Oracle と Microsoft に対抗するだけでなく、ストレージハードウェア分野におけるライバル EMC に反撃する武器でもある」

そして、次のようにも言う。「わが社の情報管理ソフトウェア事業は EMC の後を追っている。同社は最近、Documentum をはじめ複数のソフトウェア会社を次々に買収し、ストレージハードウェア分野だけでなく、ソフトウェア分野においてもわが社との競争を高めつつある」

なお、EMC はストレージソフトウェア市場でシェア首位を守り続けている。

Venom は、『Windows』『Linux』『UNIX』システム用がある。同ソフトウェアを使うと、データベース管理者は、行圧縮機能を使って、多次元クラスタ内のデータオブジェクトを圧縮できる。行圧縮機能の特長は、反復的なデータパターンを持つ大きな表データについて、ディスクと入出力およびメモリを節約できることだ。

IBM は24日、ユーザーがストレージ管理を自動化できるソフトウェアの発表も予定している。ストレージ管理自動化ソフトウェアは、手動アップグレードを減らしたい管理者に恩恵となる。

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