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「Hynix に特許侵害あり」、Rambus が勝訴メモリ設計会社 Rambus は24日、韓国の半導体メーカー Hynix Semiconductor を相手取り3億690万ドルの損害賠償を求めていた特許侵害訴訟で勝訴した。陪審団は、Rambus の特許クレーム10件がすべて有効であり、それに対する侵害が認められるとの評決を下した。
損害賠償の対象となったのは、Hynix が2000年6月から2005年末までに米国内で販売した分だ。陪審団は、Hynix が「SDRAM」「DDR SDRAM」「DDR2」メモリ製品で、Rambus の特許を侵害したと裁定した。 Rambus は、損害賠償のほか、特許侵害にあたる Hynix メモリ製品の「製造」「使用」「販売」「輸入」の恒久的差し止めも請求している。この差し止め請求問題は、今年の夏に始まる予定の訴訟第3段階の中で、審議される見込みだ。 その第3段階では、Hynix 側が反訴中の点について審議されることになっている。Hynix 側が反訴しているのは、Rambus の特許の適用有効性に疑問がある点、および、Rambus が中傷あるいはその他の方法で DDR SDRAM の市場における普及を妨害したという点だ。この「中傷」「妨害」の背景には、DDR SDRAM が、Rambus の Direct SDRAM や SDRAM に代わるものとして普及を拡げたことがある。 Rambus の上級副社長兼法務顧問 John Danforth 氏は、今回の裁定を受け、声明の中で次のように述べている。「わが社は、特許を取得した発明について公正な報酬を得られるよう、引き続き努力する」 両社の法廷紛争の発端は、Hynix が2000年8月、Rambus の特許11件が無効であり自社による侵害はないとの確認を求めて提訴したことだった。これに Rambus が応訴し、結局14種類の Rambus 製品について特許クレーム59件を巻き込む係争となった。 その後、担当判事は、そのうち10件の特許クレームについて陪審団の審議を受けることを許可した。 Rambus の特許をめぐる法廷紛争のきっかけは、半導体最大手の Intel が Rambus メモリ製品の採用を決めた1996年にさかのぼる。 DRAM メーカーは、Rambus の技術が高価すぎるとして、2003年に DDR2 チップを新規格として採用した。これに対して Rambus は2005年1月、DDR2 が同社の特許を侵害しているとして、DDR2 メーカーなど4社 (Hynix、Infineon Technologies、Inotera Memories、Nanya Technology) を相手取って訴訟を起こした。 なお Rambus は、Micron および Samsung Electronics も特許侵害で訴えている。そして、Micron と Samsung および Nanya については各々、さらに高度なメモリ技術に絡む係争も継続中だ。 以上に加え Rambus は、Micron、Hynix、Samsung を相手取り、自社製品の共同不買運動に関わったとして提訴している。
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