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オープンソース型バックアップソフト『Amanda』、企業向けが登場すべての主要 Linux ディストリビューションの一部として世界における配備数が2万件に達するなど、『Amanda プロジェクト』は1991年以来、プロプライエタリのバックアップシステムに代わるオープンソース製品を提供している。しかし、正式なエンタープライズ版はこれまで存在しなかった。
そんな中、新興のオープンソースソリューション会社 Zmanda は先ごろ、『Zmanda Network』の提供を開始した。『Amanda』ソフトウェアのエンタープライズ版『Amanda Enterprise Edition』など企業向けソフトウェアとサービスをセットにしたものだ。 Zmanda Network は定期契約制になっており、商用レベルの製品サポート、『Zmanda Knowledgebase』、ソフトウェアの自動アップデート、セキュリティ警告、および IP 補償などのサービスを提供する。 Zmanda Network を発表したことについて、Zmanda の CEO (最高経営責任者) Chander Kant 氏は、(Symantec が買収した) VERITAS Software などのプロプライエタリのバックアップ製品に代わり得る、商業サポート付きの (オープンソースベース) 製品を提供したかったためと述べた。そして、VERITAS の商業版ソリューションを選んだユーザーは、ソフトウェアのライセンス料を支払い、さらにコンサルティングおよびサービス料を支払わねばならないと指摘し、Zmanda Network の利点を強調した。 Zmanda はこれまで、無料のコミュニティ版『Amanda Community Edition』のみを提供していた。Kant 氏は、これと Amanda Enterprise Edition には、根本的な違いがいくつかあると言い、次のように説明している。 「両者の違いはかなりマイナーなものだが、焦点が違う。『Amanda 2.5』のリリースが数か月前に凍結されたため、わが社のエンジニアは、Amanda 2.5 を基に特定の環境でさらなる作業を行なった。そして、サポートしたくない機能をコミュニティ版から外し、エンタープライズ版に欠かせない堅牢性を加えた」 ただし、常時データ保護 (CDP) 機能は、Amanda Enterprise Edition に搭載されていない。 CDP は、データの常時バックアップを実現するもので、企業からの需要が増えており、Symantec/VERITAS や EMC や Revivio などが各種ソリューションを続々と市場に投入している。 「われわれは CDP について、ワクワクするような新技術ではあるが、まだ主流になっていないものと見ている。Zmanda にとって (今) 大切なことは、Amanda オープンソースプロジェクトを日常的な形で利用できるよう前進させることだ。したがって、現在 CDP に代表されるような比較的ハイエンドな機能までは提供したくなかった」 なお、Zmanda は、Amanda Enterprise Edition について、プロプライエタリな商用バックアップソリューションを導入ずみの企業を直接のターゲットにはしていない。 Zmanda のマーケティングおよび事業開発担当副社長 Ken Sims 氏は、バックアップ市場が巨大であり、同社がターゲットとするのは、まだバックアップを導入していない企業だと述べた。 関連記事
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