![]() ![]() ![]() ![]() データ重複除外技術と VTL を組み合わせたソリューションこの記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20060508/11.html
著者:Paul Shread
海外internet.com発の記事
データ保護機器メーカー SEPATON は、仮想テープライブラリ (VTL) 機器に、データ重複除外ソフトウェア『DeltaStor』を組み込む。Sepaton によると、ストレージに必要な容量を25分の1に縮小できるソフトウェアだという。
DeltaStor は、SEPATON が開発したコンテンツ認識『ContentAware』アーキテクチャを使い、コンテンツを調べて重複したデータを除外する。それによって、VTL 機器『Sepaton S2100-ES2 VTL』上に格納可能なデータ量を格段に増やせるため、データ保存コストを大幅削減できるのが特徴だ。データ圧縮技術を併用すれば効果がいっそう高まり、必要ストレージ容量を50分の1に減らせると、SEPATON のマーケティング担当副社長 Linda Mentzer 氏は説明している。 同氏によると、DeltaStor はデータ重複除外処理をバックアップ後に行なうため、バックアップ作業への影響がないという。 SEPATON は、これまで DeltaStor を社内で使ってきた。データ圧縮技術は併用せずデータ重複除外技術のみで、『SQL Server』上では20分の1、『Exchange Server』上では78分の1というふうに、必要ストレージ容量の大幅減を実現した。バックアップとの絡みについては、フル (全) バックアップにもインクリメンタル (増分) バックアップにも、同様に問題なく機能した、と Mentzer 氏は語った。 DeltaStor を使うと、SEPATON 製 VTL 機器のユーザーは、1台に25ペタバイトもの大量データを格納できるという。 業界分析会社 Enterprise Strategy Group (ESG) の設立者で上級アナリストを務める Steve Duplessie 氏は、SEPATON の動きを評価し、次のように述べている。「データ重複除外技術は、たぶんストレージ分野における最も重要な新興技術だ。同技術を使うと、以前不可能だったことが可能になる。この技術とコンテンツ認識技術を連携させたのは素晴らしいアイディアだ。これによって、データ管理およびデータ保護の目標を達成しやすくなるだろう」 DeltaStor は、主要バックアップソフトウェアに使われているファイルコンテンツやバックアップ形式に関する情報を内蔵している。そのため、VTL 内の任意の仮想カートリッジに格納した旧版のデータを見つけ出し、別に格納されているデータと比較した後、最新バックアップをバイト単位で小型化する。このデータが保存用となり、以前あった重複データは新データの所在を示す印に置き換えられる。 DeltaStor は、まず今年夏に戦略提携企業に先行リリースの予定だ。そして、Symantec/VERITAS の『NetBackup』、IBM の『Tivoli Storage Manager』、EMC の『Legato Networker』という、主要バックアップソフトウェア向けを第4四半期にリリースする。その他のアプリケーション向けに関しては、来年リリースする予定だという。 |