japan.internet.com
ビジネス2006年5月9日 14:00
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

『AIM』ユーザーに無料の電話番号を提供する新サービス

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20060509/10.html
著者:Ed Sutherland
海外internet.com発の記事
最初は無料の Eメールアドレス、次に無料のインスタントメッセージ (IM) アカウントと来て、今度はこれだ。AOL が、『AOL Instant Messenger』(AIM) のユーザーに無料の電話番号を提供する新サービス、『AIM Phoneline』を来週にも開始する。

同サービスは、4000万人を超える AIM ユーザーにインターネットを介した電話機能をもたらすものだ。

AOL の広報担当者によると、AIM Phoneline は5月16日から全米50の主要都市で提供開始となり、無料サービスのほかに、月額14.95ドルで機能を強化した有料サービスも利用できるという。

AIM Phoneline は、昨年11月にクライアントを公開した IM サービス『AIM Triton』を基盤とし、既存の VoIP サービス『TotalTalk』を補強した内容となっている。

AIM Phoneline のユーザーは、固定電話や携帯電話、パソコンからの通話を無制限に着信できるほか、取得した地域の電話番号を無料で保持できる。

携帯電話を持っていれば、AIM Phoneline への着信を知らせるテキストメッセージを受け取れるほか、ボイスメールを聞くことも可能だ。

AIM ユーザーは電話番号に加え、ボイスメールも無料で利用できる。AOL の声明によれば、電話に出られなかった場合は相手からのメッセージを MP3 形式で保存し、『AOL』または AIM で利用しているメールアドレスに届けさせることも可能だという。

調査会社 JupiterResearch のアナリスト Joe Laszlo 氏によると、AIM Phonline と AOL の既存 VoIP サービスとの違いは「わずかなもの」だが、AOL はすべての顧客層に対し、確実に VoIP サービスを提供することを望んでいるという。

IM を介した音声通信を巡る状況を見てみると、GoogleYahoo!Microsoft の各社が、いずれもパソコンを通じて音声通信ができる IM クライアントを提供しており、市場は飽和状態だ。

一方、もともと VoIP を専門とする Skype は、IM サービス各社の市場参入に対抗すべく、先ごろ100人規模の電話会議が可能になる新サービスを発表している。

AOL の今回の動きには、こうした過当競争から一歩抜きん出ようとの狙いがある。

japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.