IBM、中小規模企業向けのストレージシステム新製品を発表中小規模企業 (SMB) は、都心部のアパートの住人と同じような問題に直面している。つまり、「物」が増え続けるのだがそれを収納する場所がないことだ。
IBM は、クロゼット作りこそしないけれども、データ格納の壁に直面した中小企業向けのソリューションを持つ。 IBM は9日、広帯域ストレージシステム『IBM System Storage DS4700 Express』を発表した。DS4700 Express は、ミッドレンジ ディスクストレージシステム『DS4000』製品シリーズに加わった新製品だ。オプションの拡張ユニットを加えれば、最大112基のディスクドライブからなるシステムを構築できる。基本のシステム構成は、ディスクドライブベイを16備え、各ベイは500GB 以上のデータを処理できる。 DS4700 Express は、中小企業向けのストレージシステム拡充に重点を移しつつある IBM が DS4000 シリーズに関して今年発表を予定している一連の新製品の第1弾だ。 DS4700 Express は、IBM がディスクストレージ システムのブランド名を従来の『TotalStorage』から『System Storage』に変える先導役も果たしている。ブランド名変更を決めた理由について、System Storage 担当副社長 Kristie Bell 氏は、統合に関するシステム全般にわたる視点の重要性を強調するため、および「サーバーシリーズとその製品群とストレージ製品の連携を高めるため」と述べている。 DS4700 Express は、4ギガビット/秒 (4Gb/s) の超高速データ伝送技術を組み込んでいる。この超高速伝送技術は、同社が1年あまり前『TotalStorage DS4800』(現『System Storage DS4800』) で初めて採用したものだ。IBM によると、ストリーミング映像や、医療関連の複雑な画像およびアーカイブ用ファイルなど、ディスクストレージの容量を大量に消費し管理も厄介なグラフィックの多いコンテンツ向けに設計した技術だという。DS4700 Express は、4Gb/s Fibre Channel インターフェースを備えており、最大33.6TB もの物理ストレージ容量に対応するとともに、「自動ネゴシエート」機能によって1Gbps や2Gbps という伝送速度にも対応する後方互換性を持つ。そして、DS4800 へのアップグレードも可能だ。 DS4700 Express には以上のほか、IBM 独自の『DACstore』技術も組み込んでいる。同技術は、サブシステム内のあらゆるドライブにデータをダイナミックに移動できるものだ。4Gb/s Fibre Channel HBA『System p5』を併用すると、エンドツーエンド4Gb/s サポートも提供できる。 DS4700 Express の発売予定は6月9日、価格は1万9449ドルからとなっている。 最新トップニュース
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