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ICANN、連絡手段情報管理用 TLD『.tel』を承認インターネットドメイン管理団体 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers (ICANN) は先ごろ、新たなスポンサ付きトップレベルドメイン (sTLD) として、『.tel』を承認した。
インターネットが普及した現在、誰かに連絡を取る手段としては、電話のほかにも、Eメールやインスタントメッセージ (IM) など様々な方法があり、自分が必要とする相手についてこれらの情報を保持し、なおかつ急なメールアドレス変更に対応するなど、情報を最新の状態に保つことは、なかなか難しい。そこで、こうした情報をドメイン名管理システム『DNS』によって簡単に扱えるようにするのが、「.tel」ドメインの運用目的だ。同ドメインのスポンサ組織は Telnic で、同社がドメイン管理を行なう。 Telnic は15日、同社が提出していた「.tel」ドメイン案について、ICANN が全会一致で承認したことを明らかにした。 「.tel」ドメインの働きを簡単に説明すると、連絡を取りたい相手が同ドメインを取得し連絡先情報を公開していれば、電話番号 (固定電話/携帯電話/VoIP) や Eメールアドレス、あるいは IM の ID などを覚えておかなくとも済むということだ。たとえば「企業名.tel」のようなドメイン名を使うだけで、上記の手段を通じて相手と連絡を取ることができる。 Telnic の CEO (最高経営責任者) Khashayar Mahdavi 氏は、声明で次のように述べている。「複数の電話番号をはじめ、多数の VoIP や IM の接続先 ID など、社会的あるいは職業上の (個人や企業との) 繋がりに必要な連絡先を、覚えておかなければならない時代は終わった。革新的な DNS 技術を活用することで、この (.tel) ドメインは、誰でも自分に対する連絡方法を、リアルタイムで公開し管理することができる」 ICANN 理事会は全会一致で「.tel」ドメインを承認したが、同団体理事の1人 Susan Crawford 氏は、承認プロセスにおける ICANN の役割について、いくつかの疑問を呈した。 議事録には、Crawford 氏の次のような発言が残っている。「同ドメイン (.tel) の申請で、重大な懸案が生じたことを指摘したい。それは、ICANN が特定のドメインについてスポンサを決定する能力を持つという考えを、今後も継続することの利点についてと、スポンサを設けるという形が、この多様な世界において実際に意味のある概念なのか、という点だ。この問題について、今後検討することを望む」
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